綾竹台・・・組み立て式にして、使わないときにはばらして小さくできるようにします。
となると・・・ほぞ加工が必要です。
ほぞ穴は12㎜径のドリルで穴を2つ開け、間をノミまたはエンドミルで切り込みます。
エンドミルはカット面が機械的な直線になるから好きです。
ほぞのオスのほうは、線を引いてバンドソーで切り込みました。 ・・・が、木材って木目が斜めに走っていたりするので、バンドソーのカット線は曲がってしまったりします。 そうすると、サイズより大きめにカットして最終仕上げで目標値にまで削る、という二度手間が発生するのです。 バンドソー嫌い・・・
ほぞ穴については、ノミで四角形にせずに、12㎜径ドリルの円形をそのまま使うことにしました。 結果、ノミで四角形の方が楽だったような気がします。
なぜかって? それは・・・ノミを金槌でたたくと鋭い音がでます。 そうすると、隣の赤ちゃんが泣きだすのです。 だからノミは使わずにドリルの丸穴をそのまま使ったのです。 ほぞの方は角をやすりでこすりました。 ものには必ずと言ってよいほど・・・理由があるのです。 ハイ。
ともあれ、穴とほぞを1対1で丁寧に仕上げて、両枠と奥の横枠まで進みました。
ありゃりゃ・・・さっきすんなり入ったほぞが今は入らない・・・なんでや~?
今日は湿度が高い。 夕方を過ぎたら急にじめじめしてきた。 はは~ん、木はこれほど湿度に敏感なんだ。
ほぞ加工では、木を殺す・・・ぶっそう・・・といって、金づちで木を叩き、つぶしてから組み込むということが常識になっています。 そうすると、湿気で膨らんだほぞは、かっちりと締まり、しっかりした構造になります。
が、我が妹君に木を殺してから組み立てて・・・などと、指示できるわけもないので、今回はほぞの組み合わせはゆるゆるにしておき、横から穴を開けて竹ひごで抜けないように閂を入れようと思います。
そうすれば、組み立てもばらすのも力は要らないですから。
明日は、枠の残りと、小物の加工をして・・・完成かな?