

ここんところ、札幌も曇りや雨で天候が悪くフライトはなく自習期間が続いています

気温もそれほど上がらずTシャツ1枚だと肌寒い感じで、夜は長袖が必要なくらい
先月、女満別(めまんべつ)に続いて中標津(なかしべつ)へ行ってきました。といっても、操縦はせずに後部座席でオブザーブ(見学)でしたが。オブザーブはかなりラッキーで操縦しないわけだから訓練費用はかからない。ぼけーっとしていたら全く意味ないけど、ちゃんと学ぶ意識があればかなり有効です。ときには、自分で操縦していると分からない”気付き”もある。
例えば・・・
地図を片手に標高の高い山や湖を目で確認しておく!標高が分かっていれば、山にかかっている雲をみて、雲の高さ(雲のトップ<雲頂>)を推測できる。この日は、道東エリアでは比較的低い雲が広がっており、なかなか地上を目視で確認することは難しかったかなぁ。それでも高い山は確認できた!楽しみしていた摩周湖は見えなかった・・・

パイロットは各種制限の中で飛行機をどう飛ばしていくか?!色々なジャッジ(判断)をしていくんだけど、訓練生の仲間が行うジャッジと自分のジャッジを比べることで視野が広がる(あー俺だったらこうするけど、K君はこうした。何故だ? 教官のアドバイスはこうだった。何故? といった感じ)特に勉強になったのは、なるべく機体を揺らさない(乗客に不快感を与えない)ためにどう飛ばすか?! 鍵となるのは雲をいかに立体的に捉えて、着陸に向けてどこのポイントから降下を開始するか?! そのプランニングが大切

中標津へのルートは札幌から東へ向かい、釧路上空で北へ進路変更して摩周湖辺りから中標津へ最終進入
所要時間は1時間10分程度
中標津はのどかなところ。空港周辺は何もない。20歳のころバイク・ツーリングで来たっけかなぁ~しみじみ
映像は、中標津空港から離陸して雲を突っ切るところまで