天空の扉へ Good day! - たか機長 45歳でプロパイロットへ😊

歳を重ねるごとに毎日が楽しい!そう思える日々を送っていきたいです。一つのパイロット・ライフスタイルを伝えていきたいです!

久しぶりの登山!!

2010-09-24 | 訓練日誌

全国的に寒いようですね
前線が日本の南に移り寒気が日本をすっぽり覆っているようです。
 
また、強い勢力の台風が近づいてきてますね。日本列島への直撃はなさそうです!太平洋高気圧が東によけている(寒気に気を遣っている?)ためでしょうか。台風の進路は高気圧の縁辺を沿うというのが一般的です。
 
明日から友人の結婚式に出席するため東京へ 残暑厳しいと思っていたところなので一安心です

 
 
さて、8/30に札幌近郊の藻岩山(もいわ)に登ってきました。あとから分かりましたが、藻岩山は札幌市南区だそうです。自宅アパートから登山口まで地下鉄・バスを乗り継いで1時間くらいでした。
 
どうにも体を動かしたくて、うずうずしてました。新鮮な空気・美しい緑・景色を楽しみがら、何もかも忘れる時間を作りたかったのです。そう!脳みそのリセット!!登山といっても・・・標高530m程度です。ちょうど東京の高尾山と似たような感じかなぁ
 
 
この日の札幌は地上で32℃もあり残暑厳しい日でした。気温は100mについて約マイナス0.6℃下がります。ということは、藻岩山の頂上は・・・29℃くらい? ま、ちょっとは涼しいか・・・
 
平日だったせいもあり、それほど登山客はいませんでしたので、自分のペースを守れたのでよかったです。めっちゃ久しぶりの登山だったので・・・登り始めてまもなく、はぁーはぁー言いながらで・・・運動不足を痛感 すれ違う登山客は年配の方が多く、みなさんと挨拶を交わしながら山頂へ向かいました。普段は道行く人に「こんにちは!」なんて言わないので、とても新鮮でした。その昔、バイクでツーリングに行くと、同じライダー同士すれ違うとピースサインを交わしたものでした。今回の登山でも、これと同じような心地よさがありました

 
たくさんの緑に包まれながらの運動はやはり気持ちよい!!時折見せる木漏れ日は、アルファ波促進剤?みたいな感じでとても優しかった。長距離マラソンでハァハァ言いながら走っていると・・・「もうだめだ 歩いちゃおうかな」と弱音を吐いてしまうけど、登山では不思議と「少しずつ頑張ろう!」っていう気になる。何故だろう?!
 
結局、頂上までは1時間半かかってしまった(かかりすぎ?)楽しみにしてた山頂にある展望台のアイスクリーム!っがしかし、店舗改装のため一時閉店中とのこと。非常にショックだ
 
山頂からの眺めも素晴らしい。展望台から札幌も街を一望する。慣れ親しんだ丘珠空港も見える。札幌ドームや札幌駅周辺のビル群も。きっと夜景はもっと感動することでしょう。札幌の街とは反対方向には札幌岳を始めとする標高1,000mオーバーの山々が並ぶ。都会 vs. 山 このコントラストがまた面白い。悲しいかな、飛行機のエンジン音が聞こえると・・・ついシャッターを切ってしまう。
 
確かに山頂は地上より若干涼しかった。しばらく山頂でぼーーっとしてから下山。下山は1時間で済んだ。っが、登りより下りの方が断然きつかったです。翌日、激しい筋肉痛になったのは言うまでもない。
 
予想よりとても気持ち良かったので、次回は秋の趣のある藻岩山を楽しみたいと思います。
 













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2010旭川空港まつり

2010-09-16 | 訓練日誌

札幌の朝晩は大分涼しくなってきました。長袖が必要!
 
っが、しかし日中は27℃を超える感じで・・・寒暖差が激しいため、鼻水をすすっている訓練生多数
 
 
先日、毎年恒例の旭川空港まつりに行ってきました!もちろん、訓練機で。
 
旭川空港上空は、ほぼホームベースと言っていいくらい訓練でお世話になっている空港(訓練のおおよそ7割は旭川)
 
お世話になっているので、毎年ボランティアで訓練機2機(単発機セスナと双発機バロン)を展示しています。
 
更に教官によるデモフライトも行われます。ローパスといって、滑走路から20mくらいの低い高度で一気に空港上空を駆け巡るデモフライト。幸運にも後部座席に乗ることができました。迫力満点 たくさんのお客さんの注目を浴びているのが見えるほど低い高度です。
 
 
旭川空港まつりでは、小型航空機の展示以外にもたくさんのイベントが企画されていました。
 
旅客機の牽引車に体験同乗、エアラインの乗務員(パイロット、キャビンアテンダント)との記念撮影、ラジコン飛行機機の飛行模擬体験、空港消防車の体験乗車、管制塔の見学だったり。あいにくの雨にも関わらず、たくさんのちびっ子を連れたファミリーが遊びに来ていました
 
 
訓練機の展示会の模様
奥の飛行機が単発機、手前が双発機(エンジン左右2機搭載)
滅多に触ることのできない飛行機を前に長い列ができていました。ちびっこ達も興奮気味で・・・操縦桿をガシャガシャ動かしてみる少年や、冷静に計器を見て何かを感じている者も。その光景を眺めているだけでも面白い



 
エアライン3社が並んでいる!!シャッターチャンス!

 
 

 
スカイマーク ボーイング737-800を正面から!おにぎり型(?)のエンジンに注目!
将来この飛行機を操縦することが目標


 



 
管制塔からの眺め この景色はなかなか味わえません
実は管制塔もちゃっかり見学しちゃいました。普段無線を通じてコミュニケーションしているけど、声だけしか知らないので、よーやく声と顔が一致しました。ベテランの方が多く、声も渋い!!飛行場灯火のスイッチ切替を生で見たり、旅客機の離発着を楽しむことが出来ました。当然がら・・・管制塔からの眺めは素晴らしい!!







教官によるローパス(Low pass)デモフライト





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ふんどしを締めなおす

2010-09-02 | 訓練日誌
全国的にまだまだ暑いようですが、札幌も暑い・・・9月なのにねぇ。
 
計器飛行証明の試験から1週間が経ちました。
 
思えばちょうど1年前に札幌で初めて空を飛んだんだなぁと、時が経つのはほんとに早い!当時の初フライトの様子をビデオでみると笑ってしまう(1年前の記事)。体カチカチで、びびっている感じで・・・手にめっちゃ汗かいて、「レフト・サイド クリア~~♪」なんて言っているのに全然見てないし・・・初フライトの感動は忘れることはないけど、札幌で良い仲間に出会い、支え合いながら邁進していく日々の感動も貴重な宝物です。
 
今回の試験で、総飛行時間は200時間を超えました(アメリカでの訓練+日本での計器訓練の合計)今回の計器飛行の訓練時間はジャスト35時間(双発機=エンジン2つ)

 
次の事業用操縦士の訓練時間は50時間を予定しています。大好きな教官とまだ50時間も乗れると思うとワクワクします。事業用の訓練は再びセスナに戻り、有視界飛行で地上の目視物標を確認しながら正確に飛ばなければなりません。ということは・・・北海道の地名を覚えないと話にならない。北海道は難しい読み方の地名が多くちょっと心配・・・ですが、例えば東京近郊の空を飛ぶより地上の目標物を見つけやすいのでは?と楽観に考えてます。

 
オーラル(口頭試問)の勉強範囲がかなり広いので、相当気合を入れないとまずい。試験まで約2カ月 勉強計画を立ててコツコツやっていくしかない。
 
航空法・航空力学・セスナのシステム・航空気象学などなど
 
さらに計器飛行の技量に磨きをかけるためにシミュレータも頑張らんと。就職試験は計器飛行のシミュレータで合否が決まります。

 
順調に行けば、11月中旬には東京に戻り働きながら就職活動をする感じになるでしょう。日本の航空業界は大変革期にあると思います。ANAも別ブランドでLCC(ローコストキャリア)の設立について発表したし、JALもLCC検討中とのこと。パイロットの門戸は必ず広がると信じています。
 
気合を入れなおして、計器のリベンジを行うべく事業用の勉強に取りかかろう!!と決意するのでした。
 



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