ここのところ、札幌は天気が悪いです
雨だったり(雪でなくていいですが)、雲が低かったりで飛べていません
今週末には一旦回復するみたいなので、がっつり飛ぶことでしょう。
きちんと準備をしなければなりません。
悪天の中、Good NEWS!!が飛び込んできました。
訓練生の先輩が副操縦士要員として航空会社に内定したそうです。
JALの経営難があって結構厳しい就職戦線だったと思いますが、持ち前の粘り強さとガッツで乗り切ったのでしょう。
こういう嬉しい知らせを聞くとモチベーションが一気に上がります
さて、今日は飛行機雲の話し
誰しも1回は空を見上げて飛行機雲を見つけた経験があると思います。
これって何でできるのかな??
ポイントは・・・・
ジェットエンジンから出ている排気
と
旅客機(ジェット機)が飛んでいる高度
まず、多くの旅客機はジェットエンジンを装備しています。
ジャンボ機なんかエンジン4個(左右の翼に2つずつ)も装備!!
実はジェットエンジンの燃料は、簡単に言うと灯油をベースとした燃料なのです。
このジェット燃料は燃えると二酸化炭素と水となります。
キーワード:水
次に飛んでいる高度!
旅客機は高度1万メートル(10KM)を超える高さを飛んでいます。
1万メートルの気温って何度でしょう??
特に冬なんかは、マイナス30℃~50℃にもなる。
夏でも氷点下になること間違いなし
キーワード:氷点下
つまり、ジェットエンジンから排気される水が低温により氷結して飛行機雲になるのです。
そう、あの飛行機雲の正体はアイス・クリスタルのようなもの
もし上空にたくさん湿気があったら、きっと飛行機雲を比較的長い時間見続けることができるでしょう。
なかなか消えない飛行機雲を見つけたら、湿気がある=雲が発生しやすい ってことで、今後天気は崩れてくるサインかも?
ぽちっと押してもらえるとモチベーションUPします