天空の扉へ Good day! - たか機長 45歳でプロパイロットへ😊

歳を重ねるごとに毎日が楽しい!そう思える日々を送っていきたいです。一つのパイロット・ライフスタイルを伝えていきたいです!

こんなときに・・・積雪!!

2010-11-30 | 日常生活
引越し作業でバタバタしてます。。。
 
 
こんなときに結構な積雪が・・・勘弁してくれ~~
 
 
 
俺の愛車ママちゃりもこんな感じで・・・
 
 
 
 
 
 
 
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試験延期・・・

2010-11-27 | 訓練日誌
明日以降、札幌は暴風雪の予報が・・・寒そう
 
 
 
さて、事業用操縦士の試験ですが、延期という形になりました。
 
11月前半~中盤は天候不良で思うように飛べず、試験2日前で訓練シラバス(プログラム)全体の6割しか消化出来ずにいました。それでも、教官は何とか合格レベルまで持っていかせようと気合を入れてくれたのですが、技量レベルが追いつかずで・・・自信もなかった・・・また、同期間に(合格の可能性大の)他の訓練生の試験も控えており迷惑はかけられない。教官と相談して無駄な戦はやめようと決断。天気ばかりはしゃーない
 
 
北海道では冬季は飛べませんので、次回の試験日程は来年の4~5月になります。
 
 
これからの4~5カ月間は空の神様からのプレゼントなのでは?と思ってます。初めて飛行機を操縦したのは去年の9月 あれから約1年2カ月 日本の計器飛行証明まで駆け足で取り組んできました。知り合いの飛行機乗りから言わせると、1年2カ月というのは、結構早いペースとのこと。駆け足でやってきた分、肝心の基礎というか、航空人としてのスタンダードが身についていないように思います。スタンダード?といっても一言で表現するのは難しいかもしれません。飛行機を飛ばすことってどういうことなのか?腰を据えて考えろ!というメッセージなのでしょう。
 
 
Think ahead!!
 
 
教官がよく言う言葉です。フライトは地上の準備が約7割を占める。天候(雲)を鑑みて、ルートのプランニング、雲が低い場合は最低何フィートだったら行けるか?! 山岳波、低気圧の通過(前線)?冬型の気圧配置? 上空でエンジントラブルがあった場合の不時着場の選定? ルート上の顕著な街、物標(橋、川、ダム、山)のイメージは出来ているか? 管制官とのやり取り(航空管制) などなど 地上で出来ることはたくさんあります。こういった準備があってこそ、上空でThink ahead! つまり先を読みリスクマネージメントを行う事ができる。安全に快適に飛ばすには地上での準備が重要という訳です。
 
こういった地上の準備が足りてませんでした。来年春までにしっかりイメージトレーニングをしていきたいと思います。
 
 
 
さて、生活資金も尽きてきたころから12月から東京に戻って働きながら札幌に通うことになります。幸いにも前の会社からオファーをいただいたので、すんなり社会人復帰できそう。いやぁ、まじめに働いててよかった。幸せものです。
 
 
 
 
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航空界に船舶の思想??

2010-11-14 | 訓練日誌
日が落ちるとぐっと冷え込んで吐く息が白くなってきました・・・
 

最後の試験日程が11/24~26に決まりました!!
 

といっても・・・・ここ最近は悪天続きで思うように訓練が進んでいません 
しかも明日以降も悪い見通し。明日は前線を伴った低気圧が北海道を通過。同時に寒冷前線も通過・・・ということで、一気に上空に寒気がやってきます。明後日なんか雪の予報が・・・
 
 
いやぁ、まずいなぁ。ま、焦っても仕方ないので今できることをやるしかない
 
と言い聞かせています。
 
 
 
今日はホント久しぶりに太陽を見ました こんなに太陽がありがたいなんて。やっぱり曇り・雨が続くと気持ちが萎えちゃいますね。
 
ということで、本日は久しぶりのナビゲーション訓練(=長距離飛行)として、函館に行ってきました 快晴ではなく、特に山沿いを中心に散見する比較的低い雲の影響で高度は稼げず3,000フィート(900m)の巡航でした・・・
 
 
 
さて、試験に向けて航空法の見直しをしています。
 
航空法の一つの特徴は船舶の思想を受け継いでいるようです。
 
航空用語の代表的なものは船舶用語だったり。
 
 
例えば、
 
 
航空機は英語でエアクラフト(Aircraft)ですが、「シップ(Ship)」と呼んでいたり、旅客機の客室を「キャビン(Cabin)」、ジャンボジェットのファーストクラスを「アッパーデッキ」って言ったり。
 
 
航空機の左右の翼の端っこには、航法灯(ナビゲーションライト)と言われている灯火が装備されています。右翼のライトを右舷灯、左翼のライトを左舷灯と言ったりします。これも船舶用語をルーツとしているのかな?
 
右舷灯は青、左舷灯は赤(ブルーライト ヨコハマって覚えていた)と思ったら正しくは右舷灯は緑だった・・・


 

 
何故、左右のライトを色分けするのでしょう??
 
 
夜間の空中衝突予防のためです。
 
前方に飛行機が飛んでいるとします。
 
自分から見て左に緑色の灯火、右に赤色の灯火が見えたとすると・・・・
 
自分は相手機と対進しているということになります。。あぶなっ!!そんな瞬間を味わいたくないものです。
 
 
 
 
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飛行機雲って?

2010-11-03 | その他飛行機関係
ここのところ、札幌は天気が悪いです
 
雨だったり(雪でなくていいですが)、雲が低かったりで飛べていません
 
今週末には一旦回復するみたいなので、がっつり飛ぶことでしょう。
 
きちんと準備をしなければなりません。
 

悪天の中、Good NEWS!!が飛び込んできました。
 
訓練生の先輩が副操縦士要員として航空会社に内定したそうです。
 
すばらしい
 
JALの経営難があって結構厳しい就職戦線だったと思いますが、持ち前の粘り強さとガッツで乗り切ったのでしょう。
 
こういう嬉しい知らせを聞くとモチベーションが一気に上がります
 
 
 
さて、今日は飛行機雲の話し
 
誰しも1回は空を見上げて飛行機雲を見つけた経験があると思います。
 
 
これって何でできるのかな??
 
 
ポイントは・・・・
 
 
ジェットエンジンから出ている排気
 
 
旅客機(ジェット機)が飛んでいる高度
 
 
まず、多くの旅客機はジェットエンジンを装備しています。
 
ジャンボ機なんかエンジン4個(左右の翼に2つずつ)も装備!!
 
実はジェットエンジンの燃料は、簡単に言うと灯油をベースとした燃料なのです。
このジェット燃料は燃えると二酸化炭素と水となります。
 
キーワード:水
 
 

次に飛んでいる高度!
 
旅客機は高度1万メートル(10KM)を超える高さを飛んでいます。
1万メートルの気温って何度でしょう??
 
 
特に冬なんかは、マイナス30℃~50℃にもなる。
夏でも氷点下になること間違いなし
 
 
キーワード:氷点下
 
 

つまり、ジェットエンジンから排気される水が低温により氷結して飛行機雲になるのです。
 
 
そう、あの飛行機雲の正体はアイス・クリスタルのようなもの
 
 
もし上空にたくさん湿気があったら、きっと飛行機雲を比較的長い時間見続けることができるでしょう。
 
なかなか消えない飛行機雲を見つけたら、湿気がある=雲が発生しやすい ってことで、今後天気は崩れてくるサインかも?
 
 




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