天空の扉へ Good day! - たか機長 45歳でプロパイロットへ😊

歳を重ねるごとに毎日が楽しい!そう思える日々を送っていきたいです。一つのパイロット・ライフスタイルを伝えていきたいです!

航空界に船舶の思想??

2010-11-14 | 訓練日誌
日が落ちるとぐっと冷え込んで吐く息が白くなってきました・・・
 

最後の試験日程が11/24~26に決まりました!!
 

といっても・・・・ここ最近は悪天続きで思うように訓練が進んでいません 
しかも明日以降も悪い見通し。明日は前線を伴った低気圧が北海道を通過。同時に寒冷前線も通過・・・ということで、一気に上空に寒気がやってきます。明後日なんか雪の予報が・・・
 
 
いやぁ、まずいなぁ。ま、焦っても仕方ないので今できることをやるしかない
 
と言い聞かせています。
 
 
 
今日はホント久しぶりに太陽を見ました こんなに太陽がありがたいなんて。やっぱり曇り・雨が続くと気持ちが萎えちゃいますね。
 
ということで、本日は久しぶりのナビゲーション訓練(=長距離飛行)として、函館に行ってきました 快晴ではなく、特に山沿いを中心に散見する比較的低い雲の影響で高度は稼げず3,000フィート(900m)の巡航でした・・・
 
 
 
さて、試験に向けて航空法の見直しをしています。
 
航空法の一つの特徴は船舶の思想を受け継いでいるようです。
 
航空用語の代表的なものは船舶用語だったり。
 
 
例えば、
 
 
航空機は英語でエアクラフト(Aircraft)ですが、「シップ(Ship)」と呼んでいたり、旅客機の客室を「キャビン(Cabin)」、ジャンボジェットのファーストクラスを「アッパーデッキ」って言ったり。
 
 
航空機の左右の翼の端っこには、航法灯(ナビゲーションライト)と言われている灯火が装備されています。右翼のライトを右舷灯、左翼のライトを左舷灯と言ったりします。これも船舶用語をルーツとしているのかな?
 
右舷灯は青、左舷灯は赤(ブルーライト ヨコハマって覚えていた)と思ったら正しくは右舷灯は緑だった・・・


 

 
何故、左右のライトを色分けするのでしょう??
 
 
夜間の空中衝突予防のためです。
 
前方に飛行機が飛んでいるとします。
 
自分から見て左に緑色の灯火、右に赤色の灯火が見えたとすると・・・・
 
自分は相手機と対進しているということになります。。あぶなっ!!そんな瞬間を味わいたくないものです。
 
 
 
 
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