海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

採集の思い出 カエルアンコウ・ハナオコゼ

2009-11-18 11:54:24 | 死滅回遊魚採集
40年前といえば歳がばれてしまいますが、海水魚飼育の幕開けとなった時代に中学生の私は神奈川県の江ノ島、葉山周辺をベースに死滅回遊魚採集を楽しんでいました。

そのなかでいくつかの思い出話の一つになりますが かっての イザリウオ は名称が
差別用語の対象で カエルアンコウ になりましたが、 その一派である ハナオコゼは流れ藻によくついて江ノ島の防波堤に流れてきていました。

6・7月ごろになるとホンダワラが当たり一面大量に流れてくる時期がかならずありそのときにはイシダイ トビウオ シイラ などの幼魚のなかに必ずといってよいほどハナオコゼがついていました。

水面から5mほどはなれた防波堤の上からでも流れ藻をよく観察すると何尾かのハナオコゼが流れ藻の中を動き回っているのがわかりました。もちろん採集はいたって簡単ですが
同じバケツにいれておいたイシダイの幼魚などはオコゼの餌食になってしまった苦い経験があります。

一方、カエルアンコウは葉山の柴崎におりまして友達がよくもぐって防波堤の底周辺をくまなく探し何匹か採集しておりました。私は一度タイドプールで二センチ程度のものを採集したことがありこれはベニイザリウオ(当時の名称)に似たものでしたが底のゴミのなかにただよって舞い上がってきたものを掬い上げたのです。

魚はゴミの中でも海草の中でも餌をもとめて泳ぎ着き生活をするタフな奴らだと今でも思っています。


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