(2017年6月の権現崎のテーブルサンゴ)
和歌山白浜周辺に在住の友達が知らせてくれましたが、串本を除くサンゴ群生は寒波のために残念ながら壊滅状態らしいです。
とくに2月に白浜の海が一部凍結する事態も発生しましたので、これはもうサンゴを抹殺するようなものと思っていましたが、悪い想像の方に現実も行ってしまいました。
紀伊民放の田辺湾の状況の記事です。
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=349944
それによるといつも行く白浜の権現崎や以前に行きました四双島も95%から100%死滅とされています。
現在日本付近を流れる黒潮の流れは回復しておらず大きく蛇行しています。これが通常ですと串本をかすめるように直進するのですが現在ははるか遠くに流れています。
上は黒潮ウオッチャーというサイトで見つけた5月末の予想ですが大蛇行を作っている冷水塊は居座り続ける見込みです。紀伊半島には少し歩み寄りますので夏には気温上昇と共にサンゴにとっては良い状況が戻ってくるのではないでしょうか?
サンゴは意外と生命力が強く、常常、黒潮の影響を受けているとはいえ浅場では冬には13~14度程度、あるいは10度ぐらいにもなるような状況で生きながらえているサンゴもあると思っていることから、夏には元気な姿を見せるサンゴもあるのではと期待を寄せています。
夏にシュノーケリングを計画していますのでこの目で確かめたいと思います。
死滅回遊魚採集家の皆さんには残念ながら良い成果がでないでしょう。
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