ウオッカを使った硝酸塩減少方法

硝酸塩でAZ-NO3を使用しながら、やっぱり換水がいいのかどうか迷っており、そもそもAZ-NO3て天然成分だし、何からできているのかなと一寸舐めると砂糖のように甘かったりしたので色々掲示板などで調べると・・・「還元バクテリアの餌として炭素体を使用し硝酸塩とリン酸塩をなくしてしまう作用を強化したもの」ということらしいです。もう少し突っ込んでアメリカ事情をYAHOO　USAで調べてみますと色々でてきてびっくり！
その中で目を引いたのは純粋な炭素媒体として　「ウオッカ」を使用するもので　VODKA　METHOD　というものでした。

原文URLを貼り付けていておきますのでご参考までにて。

本日全訳を試みました。日本語はこちら。ただし意訳ですのでつっこみなしね。左のサイドバーにもバナーあります。


非常に長い要約なので以下要点を参考に書きとめておきます。

この方法を使用すると水の透明度が増し、硝酸塩、リン酸塩の激減が見られサンゴのすばらしい成長が期待できるとのこと。

ただし以下を留意すべき。

１、プロテインスキマーを必ず使用する。酸素をバクテリアが大量に食うから。できればオゾンを投入することをすすめるとも。

２、まず水槽の硝酸塩　リン酸塩の状態を図る。検査には精度の良いテストキットを使用する。

３、40％のアルコール分の入ったウオッカを使用。（別に高級なものでなくてよい）

４、初日は　100Lに　0・1ml　（0.1ml of vodka per 25 gallons (~100 liters）
　　４－７日間は一日　2倍投入つまり　100L　で　0．2mlづつ
　　その後1週間ごとに　100L　で　0．7ｍｌ　検査試薬で硝酸塩、リン酸塩の状況が
　　変わらなければ　0．5ｍｌをさらに投入　などなど。
　　
※英文はガロンでカウントしているのでわかりにくいのですが要はいれすぎないことに細心の注意をはらって投入することのようです。一回の量が1mlにも満たない量なのでいかに少ないかがわかろうというもの。

ところで、ウオッカは600CCでも一本1000円もしないと思うので同じような効果を期待するならAZ－NO3は150ml程度　3000円は　ボッタクリもいいところ。

コーラルフィッシュ、アクアリスト誌などがこの安上がりな方法を推奨しないのは素人では扱いが難しいし、間違えると水槽が壊滅してしまうから紹介しないのでしょうが、上手くいくならばもっと普及しても良いとも思えます。考えてみるとリン酸塩などの吸着は高価なアルミナ吸着剤や添加剤を商品として販売しているのでその営業障害になるのでわざわざ紹介しないのかともかんぐりたくなります。色々商品を購入しても某編集長などは何度もサンゴ溶かしているんですけどね。業界の活性化もいいけれど提灯のからくりがわかってしまうのもいただけないとも思います。

さて、我が家の水質状況（8月28日）は

・45cm　NH4　0．2mg　NO2　0．1mg　NO3　10mg
・30cm　NH4　0．2mg　NO2　0．1mg　NO3　20mg＋

NO3が減少してきているのがわかります。