海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

採集追憶 その後 無脊椎動物 ウニ編

2011-07-20 20:37:36 | 死滅回遊魚採集



つぎに無脊椎動物といえば・・・ウニ でしょう。

ウニ。ついついあのオイシイ生うにを思い出して、鑑賞するものかな?と思いますが、意外に水槽に入れても面白い生物かもしれません。管足という小さなポリプを一杯だして歩き回るのがサンゴと違って面白いのです。

まず、スタンダードなムラサキウニは本当にどこでもいます。江ノ島もいましたし、逗子、葉山
にも潮間帯という潮間帯ゾーンはこれに独占されていました。葉山芝崎では1m四方の岩に100匹しかくぎっしりこのウニがへばりついていたのを覚えており、友達とぜったいあそこではころばないようにな!と恐怖のゾーンとして我々をこの生物が脅迫していたのを思い出します。ウニのトゲの間にソラスズメダイを見ましたし、ニジハギが隠れていたのを友達が採集したこともありました。そういえば、江ノ島でこのウニをありったけとってカラを割り食していた人らがいましたが・・・その周辺でわれら悪ガキはションベンをたれていたのでした。ww


つぎにバフンウニ。

これは江ノ島の東側の転石地帯に沢山生息していましたが水温の低い時期でないとみつからなかったような気がします。小さいのでかわいらしいのですがわれら中学生の悪ガキは犬の●ンタマとはしゃいでいました。犬の●ンタマはもじゃもじゃっと管足を出して歩き回っていましたがそのもじゃもじゃが気になってついつい自分の海水パンツの中をそっとながめてまだもじゃもじゃしてねぇやとため息つき・・早く大人になりたいとおもった青春時代でした。
水槽で飼った記憶はないのですがおそらく餌が大変という先入観から敬遠していたのだと思います。にたようなものにシロヒゲウニやコシダカウニがいますがこれらは良く見ると磯で見つけられます。


さて、悪の権化のウニといえば 毒トゲをもった ガンガゼですね。

ガンガゼは水の綺麗なところでないとまずいない。また江ノ島ではほとんど見られず、葉山でも水深2~3mの岩棚に生息しておりタイドプールには入っていませんでした。時折葉山でみつけるととらえて水槽に友達が放っていましたが長生きするような代物ではありませんでした。
その後小湊や和歌山の磯でも見かけましたが採集するポイントで見つけたときはその毒トゲに触れるのをおそれ徹底的に破壊しカラを割り、中身をべラたちの餌にしていました。(ニシキべラなどはこぞって集まり内臓をたべていました。)そわそわとその毒トゲを近づくものに方向転換する技を身に付けているのでそれがやたらと挑発的で気に障り、破壊行動をおこしたくなるのでした。損な性格のウニです。


あとは赤ウニとかが、トゲのないカシパン、タコノマクラなどがいたと思いますが、キャラの割に餌や水質が大変だった記憶からあまり歓迎されなかった生物かもしれません。

いずれにせよ ウニは 食べるもの と割り切って考えた方がいいのかなぁ・・といまでも思います。


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