商工会議所につきまとう「メリットない」論。退会していく経営者がよく言います。入っててもメリットないからと。
経営者のほうに、商工会議所を活用しようとする行動があったのかというのも気になります(活用しようとしなければ当然メリットは享受できない)…が、
全会員さんにメリットを感じてもらうことなんて、マンパワー的に到底無理なのも事実です。今ですらいっぱいいっぱいなのに…
メリット論は、実現可能性とのジレンマを感じます…
そこで、私が思ったのは、全会員に「同時に」メリットを感じてもらう必要はないのでは?ということ。
つまり、
「いざというとき頼りになる」存在として、期待値をキープさえしておけば退会は防げるのでは?と思ったり…
期待値をキープするためには、
会員さんに会報誌を読む習慣をつけてもらうこと。
会報誌に、商工会議所の活用方法を情報提供し続けること。
そして、相談があったら全力で支援すること。
その実績は会報誌でうまくPRすること。
(待ちの姿勢っぽくて、伴走支援とは異なる姿勢からの発想に見えますが…)
退会していく経営者さんは、たぶん私たちに裏切られ続けてきた可能性があります
商工会議所には何が出来るのか、どのように活用したらいいのかも教えてもらえていなかった可能性があります
勇気を出して相談に行ったら、とても消極的な対応をされた可能性があります
組織はその刊行物で評価されるところ大です
ふだんの支援対応のみならず、会報誌を「いざというとき頼りになる」会報誌として、しっかり磨き上げていかなければなりません。