過敏性腸症候群
過敏性腸症候群(IBS)とは、大腸や小腸に器質的異常がないにもかかわらず、下痢や便秘などの便通異常や腹痛などの症状が続く病気です。
過敏性腸症候群の原因は、ストレスや不安、抑うつ、恐怖などの心理的要因や自律神経の失調など、複数の要因が組み合わさることで発症すると考えられています。
過敏性腸症候群の症状には、次のようなものがあります。下痢や便秘などの便通異常、腹痛や腹部膨満感、 腹部不快感。
過敏性腸症候群の治療には、次のようなものがあります。
- 規則正しい生活と十分な睡眠を心がける
- 刺激物や夜間の大量の食物摂取を避ける
- 特定の食物で症状が起こりやすい場合はその食物を避ける
- ストレスや不安の緩和には、抗不安薬や抗うつ薬などが有用
- 薬物療法で症状が改善せず、日常生活の支障が大きい場合は、心療内科、精神科などで心理療法を受ける
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