原子力発電所は、万が一の事故の際にも燃料などの放射性物質を外にまき散らさないよう、何重にも防護してある。 燃料が壊れても炉心を覆う圧力容器で守り、それが壊れても格納容器で守る。その最後のとりでであるはずの建屋が、骨組みだけ残して無残に吹き飛んだ。 「骨組みだけになった建屋の映像を見るかぎり、内部で爆発が起きた可能性が高い。圧力容器や格納容器が破壊された最悪の事態を想定していた方がいいだろ . . . 本文を読む
太平洋側を中心に広い範囲を襲った東日本巨大地震は、複数の海底断層が連続して破壊され、甚大な津波被害をもたらす想定外の巨大地震になった。 そのエネルギーは国内観測史上最大で阪神大震災の180倍にのぼる。震源付近でいったい何が起きたのか、なぜ津波は巨大化したのか――。 今回の地震では、太平洋側のきわめて広い範囲が強い揺れと大津波に襲われた。その原因として、三陸沖で発生した地震が隣接した領域で . . . 本文を読む
世界中の地震を監視している米地質調査所は11日午後2時26分の地震の規模についてマグニチュード(M)8・9の暫定値を発表した。 数字が大きく出たのは、日本の気象庁の観測値と計算方法や観測状況が異なるため。M8・8は昨年2月のチリ地震の約1・4倍。観測体制などが大きく違うが、M8・9は関東大震災(1923年)のM7・9の約32倍のエネルギーとなる。業界の話題、問題、掘り出し物、ちょっとしたニュ . . . 本文を読む
【ウッドランズ(米テキサス州)=山田哲朗】探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから持ち帰った微粒子の詳しい分析結果が10日、米テキサス州で開催中の月惑星科学会議で初めて公表された。宇宙に漂い、やがて集まってイトカワになる岩石の破片は、700度前後の高温にさらされていたことがわかった。 宇宙航空研究開発機構や大阪大学などが調べた結果、微粒子に含まれていた斜長石などの結晶の大きさや形から、700度 . . . 本文を読む
【ワシントン=山田哲朗】国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を終えた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「ディスカバリー」は、米東部時間9日午前11時57分(日本時間10日午前1時57分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した。 1984年に初飛行したディスカバリーは39回目の今回が最後の飛行となる。宇宙での滞在日数は累計で365日に上った。機体は今後、首都ワシントン近郊の . . . 本文を読む
【ワシントン=山田哲朗】国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を終えた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「ディスカバリー」は、米東部時間9日午前11時57分(日本時間10日午前1時57分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した。 1984年に初飛行したディスカバリーは39回目の今回が最後の飛行となる。宇宙での滞在日数は累計で365日に上った。機体は今後、首都ワシントン近郊の . . . 本文を読む
富士キメラ総研は、次世代ITS(高度道路交通システム)市場を調査し、結果を報告書「スマート交通関連市場のグローバル展望2011」にまとめた。 調査結果によるとスマート交通インフラ市場は、自動料金収受システム(ETC)、ビーコン、狭域通信システム、車両感知センサ、電子案内掲示板、中・急速充電器、普通・倍速充電器、非接触充電システム、バッテリー交換ステーションが対象。 スマート交通インフラ市場は、 . . . 本文を読む
ニワンゴとドワンゴは2011年3月1日、音楽向けデジタル著作権管理(DRM)の問題などを洗い出す実験的活動として、著名アーティストの楽曲を二次創作、三次創作して投稿/評価/検討するワークショップ イベント「二次創作ワークショップ2~みんなで創って考える~」を開催すると発表した。リアルタイム動画配信サービス「ニコニコ生放送」で、投稿された作品に対するレビューやゲストトーク、ライブ演奏などを行う番組を . . . 本文を読む
日本建築学会(東京)は4日、東海・東南海・南海の三つの地震が同時に起こる「三連動地震」に伴って発生する「長周期地震動」により、東京、名古屋、大阪の三大都市圏にある超高層ビル(60メートル以上)で、振れ幅2~4メートルの揺れが最大で10分程度続くとする調査結果をまとめた。 同学会は「かつて誰も経験したことのない揺れ」としている。ビルが倒壊する危険性はほとんどないが、一部では傾きが生じたり、はり . . . 本文を読む
米国 Forrester Research の調査結果によると、2010年の世界モバイル アプリケーション市場は17億ドル規模で、今後「爆発的」な成長を続け2015年には380億ドル規模まで拡大するという。現在は米国 Apple の市場シェアが約80%あり、圧倒的トップだそうだ。 また、スマートフォンの販売も伸びている。米国 IDC が調査したところ、2010年第4四半期におけるスマートフォンの . . . 本文を読む