Ubuntu 20.04 LTS から、
Ubuntu 22.04 LTS への、
アップグレードです。
VirtualBox のアップグレード作業と併せて行いました。
UbuntuとVirtualBoxのアップグレードについては、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
Ubuntuのアップグレードのために、まずその準備として、Ubuntu 22.04 LTS のISOイメージファイルをダウンロードしました。
そのダウンロードしたISOイメージファイルを使って、無事にVirtualBox 上のゲストOSとして、Ubuntuを入れることができました。
ダウンロードした、Ubuntu 22.04 LTS のISOイメージファイルは、今後の再利用に備えて、USBメモリに保存しておくことにしました。
USBメモリへの保存のために使用したソフトは、Rufus(ルーファス)です。
「Rufus」は、OSのISOイメージファイルをUSBドライブへ書き込んでインストールメディアを作成するツールです。フリーソフトですから、無料で利用できます。Pete Batard 氏という方が個人で開発しているソフトのようです。本年(2023年)4月に、5年ぶりのメジャーバージョンアップが行われて、最新版v4.0が公開されたばかりです。
Rufusの名前は、これまでよく目にしていました。が、使用したのは今回が初めてです。
使ってみるまでは、
「もしかして、むつかしい作業が必要では?」
と、心配していたのですが、なんのことはない、使い方はごくごく簡単でした。
極端な言い方をすると、「スタート」ボタンをクリックするだけ、ただそれだけです。
用意するUSBメモリは、容量が16GBや32GB程度の、ごく一般的なものでOKです。USB2.0やUSB3.0でも大丈夫です。USBメモリも、最近はリーズナボーになったもんです。
作業手順は、次のとおりです。
1 まず、Rufus公式サイトや窓の杜から、Rufusのexeファイルを、PC内の任意の場所にダウンロードします。
2 PCにUSBメモリを接続します。
3 次に、1でダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして、Rufusを起動します。
4 ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします。
5 初回起動時のみ、「アップデートチェックを自動で行いますか?」と聞かれるので、
「はい」「いいえ」のどちらかを選択します(・・・「はい」でいいと思います。)。
6 Rufusメイン画面が表示されます。
7 一番上の「デバイス」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、ブートUSBとして使用するデバイスを選択します。
8 画面右上にある「選択」ボタンをクリックし、USBメモリに書き込むイメージファイルを選択します。
9 そのほかに、いろんな設定項目が用意されていますが、すべて、初期設定値のままでも大丈夫です。
10 最後に、「スタート」ボタンをクリックします。
以上で、USBメモリ内へのISOイメージファイルの書き込みが始まります。
後は、書き込みが終わるまで待ちます。書き込みが無事に終わると、OSのインストールメディアの完成です。
完成後に、USBメモリに名札ラベルを取り付けて、紛れないようにしておきました。これからは、このUSBインストールメディアを使って、いつでも簡単に Ubuntu 22.04 LTS のインストールができます。
これによって、Linux機が簡単な作業で手に入ります。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
《2023年9月23日追記》
Windowsばかりでなく、macOS や Linux 上でも動作するインストールメディア作成ソフトがあります。
「balenaEtcher」です。
⇒ こちらの記事をご覧ください。
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