アメリカはニューヨークが育んだホラー・グラインディング・デス・モンスター、Morticianの4thアルバム、「Darkest Day Of Horror」がこれだ。全20曲からなるこのアルバムもまた、Morticianとしか言い様のないほどMorticianしている。要は、どこから聴いてもMorticianらしさが全開だということだ。ついでにブックレットでは男臭さも全開になっている。
ギター、ベースは相変わらず低音のみを用いた曲作りをしている。基本的に低いパワーコードでの進行をし、ブラストパートではルート音をトレモロピッキングでかき鳴らす、という構成が習慣になっている。ドラムは打ち込みマシンドラムだが、ギターを弾いている彼はテクニカルブルデスバンドMalignancyにてドラム担当である。ライブではともかく、何故か録音の際も彼はドラムを叩かないことが不思議だ。そんなマシンドラムは、Cannibal Corpseより若干速いテンポでブラストビートに雪崩れ込む、それ以前の部分においては、テンポは様々に変化するのだが、ことブラストビートにおいては常に決まった速さに定められている。そしてボーカルは、超低音のデスヴォイスで唸り一辺倒といった様相である。ベースと兼任なので、ボーカルパターンの少なさは仕方ないことだ。というか故意にかもしれない。
彼らの楽曲は、1曲でも気に入れば買い、気に入らなければ買わない、といった単純な選択肢が一番良い。リフは違えど、どの音も低過ぎて、さほど違いが判らないうえに、アルバムが変わっても常にMorticianとしてのクオリティが変化しないので、好きになったら買い揃えよう。一定のクオリティを保ち続ける彼らに敬意を表したい。
ところで、初期の頃には専任のドラマーがいたので、今とは若干雰囲気が違う。
Mortician
Will Rahmer (Vo&Bs)
Roger Beaujard (Gt&DrumProgramming)
Sam Inzerra (LiveDrums)
ギター、ベースは相変わらず低音のみを用いた曲作りをしている。基本的に低いパワーコードでの進行をし、ブラストパートではルート音をトレモロピッキングでかき鳴らす、という構成が習慣になっている。ドラムは打ち込みマシンドラムだが、ギターを弾いている彼はテクニカルブルデスバンドMalignancyにてドラム担当である。ライブではともかく、何故か録音の際も彼はドラムを叩かないことが不思議だ。そんなマシンドラムは、Cannibal Corpseより若干速いテンポでブラストビートに雪崩れ込む、それ以前の部分においては、テンポは様々に変化するのだが、ことブラストビートにおいては常に決まった速さに定められている。そしてボーカルは、超低音のデスヴォイスで唸り一辺倒といった様相である。ベースと兼任なので、ボーカルパターンの少なさは仕方ないことだ。というか故意にかもしれない。
彼らの楽曲は、1曲でも気に入れば買い、気に入らなければ買わない、といった単純な選択肢が一番良い。リフは違えど、どの音も低過ぎて、さほど違いが判らないうえに、アルバムが変わっても常にMorticianとしてのクオリティが変化しないので、好きになったら買い揃えよう。一定のクオリティを保ち続ける彼らに敬意を表したい。
ところで、初期の頃には専任のドラマーがいたので、今とは若干雰囲気が違う。
Mortician
Will Rahmer (Vo&Bs)
Roger Beaujard (Gt&DrumProgramming)
Sam Inzerra (LiveDrums)
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