GOREとにゃんこの桃源郷

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Oxidised Razor

2008-11-08 | CDレビュー
 メヒコ・ゴア・グラインドOxidised Razorの3rdアルバム「Los Vendedores De La Muerte」、2ndよりボリュームが増して全13曲、40分弱も収録されている。だが、ほとんどの曲で頭のSEが長い。
 今作はどの曲もパターン化されているため、展開が判り易くなっている。それゆえ、前作のDisgorge(Mex)2ndを髣髴とさせるようなハイ・テンションのグチャドロ感が薄れている。前作より評判が落ちているのは、そのせいだと思うが、根本的に良質なゴアグラインドなので、広い視野で見るなら文句の付けようもなく優秀である。

 さて、ボーカルは以前と同様の掃除機吸い込み系のピッグスと、汚濁獣が吠える。ドラムは坦々とした印象になったが、それでも高速ブラスト等は健在。ギターは音の歪みが凄まじく録音も大きく、よりストレートになった。ベースはKeiが抜けた影響か、あまり目立たなくなっているものの、聴こえ難いということは無い。つまり全体のバランスが整っている印象を受ける。

 ゴアグラインドフェチ、ゴアグラインドマニア、ゴアグラインドコレクター等、全ゴアグラインドフリークにお薦め。蛇足かもしれないが、MachetazoとSiegeのカヴァーも入っている。

追記;PCにて、BioとDiscographyを閲覧(グロ注意)でき、視聴できる曲もあります。

Oxidised Razor
Luis (Dr)
Aaron (Gt&Bs)
Jhony (Vo)


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