庭を持ったサラリーマン

庭に8坪の菜園を作ったサラリーマンの家庭菜園日記。
くわしくはカテゴリー「はじまり、はじまり」でどうぞ。(^ ^)v

賞味期限切れ6年半 みそ汁を食べてみる

2022-03-10 18:00:00 | 震災話題・グッズ紹介
最近ブログの備蓄もの話題へのアクセスが増えている感じ。時節柄トレンドな話題なんでしょうか。
ドライフーズに関しては賞味期限切れなんてないと勝手に自己完結してはいるのですが、トレンド話題という事で久々に期限切れ長期版でその証明をしてみる事にしました。

秘蔵している期限切れドライフードの中で今回食べてみるお題はこれ。



みそ汁。
賞味期限は6年半ほど前のものです。



汁物のドライフードは入れ物が必要になって不便、という経験からカップ付きのものを買っておいたものです。



ドライフードの食べ方指南に基づき、まずは密封状況を確認。続いて湿っていないか臭いはしないかをチェック。無事オールククリア。アルミの入れ物にしっかりと2重密封されていて臭い移りもありません。さすがです。
無事クリアしたところでおわんに入れ



最近マイブームの乾燥納豆と乾燥野菜を入れ



仕上げにエビ入り雑炊を入れてお湯を注げば準備完了。



とてもおいしくいただきました。

その後3日ほど経ちましたが体調に変化はなし。特に問題はありませんでした。定期的に期限切れを食べる事を繰り返しているので賞味期限切れが大丈夫な腹になっているのかもしれません。笑
もちろん家族も同様に訓練中。災害に強い家族作り、賞味期限切れ食品でしっかりやってます。

車載ケトルとジャンプスタータでお湯沸し

2016-10-08 09:04:00 | 震災話題・グッズ紹介
車のシガーソケットからの電気でお湯を沸かせるという車載用の電気ケトルを買ってみました。



保温もできる優れもののようです。こういう物は一度実際に使ってみなければ後で何かと苦労することになりますので、車のバッテリー上がりの時に使用するジャンプスタータで実際にお湯を沸かしてみることにしました。ちなみにスタータは日立製(PS-18000)。



まだ一度も放電させたことがないので、こちらの使用実験にもなりちょうどいい感じです。
ケトルの使用電力12V8Aに対しスタータの供給能力は12V10A。規格範囲内ですので安心して利用できます。

さっそく中身を取り出し



ケトルに水を入れた後



お互いを接続。



電源を入れると電池は満タン、お湯の温度はまずはエラーを表示します。



ここで「わかす」ボタンを押すと20℃の表示が出て湯沸し開始。



開始時間9時23分。



何分でお湯が沸くんでしょうか。楽しみです。

ボタンを押した後はどんどん温度が上がっていきます。



しかしあっという間に電池のインジケータがひとつに。電池が持つかどうかが心配です。



40℃になるのに約5分



60℃になるのに13分と順調に温度が上がっていきますが



電池インジケータは相変わらず最低の1個表示。



なんかビミョーです。

ここでちょっとケトルの中の具合を見てみようとふたを開けてみると、



お~、ちゃんと沸いているようです。一安心。よかった、よかった。

その後も温度は順調に上がり続け、80℃には22分、



90℃には25分と



時間はかかりますが着実に温度が上がっていきます。
そしてついに99℃。



ここまで約30分かかりました。
最初は99℃から低いほうへふらついていた温度も



時間がたつと99℃近くで安定。



どうやら沸きあがったようです。
都合35分。



お時間のある時に使った方がいいですよ~といった感じの沸き上がり時間でしょうか。

まあそれはともかく、さっそくコーヒーを飲もうと思ってふたを開けたらここでとんでもない重大事件が発生。



ふたを緩めた瞬間「プシュー!」「シュワー!」と中のお湯が飛び出しあたり一面水だらけ。



お湯の1/3が飛び出してしまいました。



しかも熱湯。火傷しなかったのが奇跡です。危ない、危ない。さすが中国製。
どうやら前もって少しふたをゆるめておく等、蒸気対策が必要なようです。

気を取り直してインスタントコーヒーを一杯。



お湯が少ないので超濃いコーヒーの出来上がりとなりました。



スタータの方はまだ電気が残っているようでしたのでスマホやモバイルバッテリーに残りを充填。



すっからかんにした後スタータへの充電を開始しておきます。





こちらは満タンになるまで約6時間。



どちらも一通り実験を完了することができました。

結局
①ジャンプスタータで十分お湯を沸かすことができる。ただし30分は必要。
②ケトルのフタを開ける時は蒸気抜き対策が必須。
の知見が得られました。次回のお湯沸かしの参考としておきましょう。

非常時のビタミン源

2016-08-28 14:14:31 | 震災話題・グッズ紹介
今日は月の最後の週末で、我が家ではエネループを使っている電気製品の一斉充電の日です。



今月6個目の台風も近づいてきていますし、



9/1の防災の日も近いので定例とはいえグッドタイミングな充電でしょう。

防災の日に合わせNHKの朝のニュースで防災用品の備蓄話題が出ていました。
丁度私もこの間買った野菜ジュースが出演。



最近の防災食は長期保存が可能という話題でした。被災時にビタミン不足で肌がカサカサ、お通じがチョットという話題を聞いたので少し備蓄しとこうかなと買ってみたものです。



実は我が家の災害時のビタミン源は計画では普段飲みの青汁。



嫁さんが生協かドラックストアかどっかから調達してくれているやつです。内部にアルミ蒸着してあるプラ・スティック状包の青汁で、粉薬を飲むようにして水でゴックンと飲んでいます。このストックが普段から結構ありますしなくなればまた嫁さんが買ってきてくれます。我が家のローリングストック代表格食材ですかね。
ただ問題は食べる時に必ず水が必要な事。コップで溶かなければ飲めない人もいるでしょう。(←うちの嫁さん)
そこで身一つでビタミンが供給でき水分も補給できるという点を買っての購入です。

改めてどれどれと商品の賞味期限を見てみると



おぉ、まだ5年以上もある。
缶の内部をコーティングしてあるのが長期保存できる理由の様ですが、世の中の進歩というものは凄いもんです。

電池 一斉充電の日

2016-07-31 11:56:42 | 震災話題・グッズ紹介
今日は月最後の週末、家で使っているエネループ一斉充電の日です。



備蓄品の点検「電池編」でレポートした様に、電池の残りがあるなしに関わらず毎月一斉に充電を実施しメンテナンスしているものです。充電用の充電器も必要の度に買い増しして行ったら結構なスペースを取るまで増えてしまいました。何か整理方法を考え出さないとちょっとまずくなってきています。(汗

最近の我が家のエネループ利用傾向としては



ドア上の室内用LED照明の増加や
セントラル空調のエアコンから



個別空調の卓上扇への移行


(↑ちょっと単語の使い方が間違ってますが…)

などが特徴。
ちなみにこの卓上扇、手軽にワンタッチで涼めるので、台所、食卓、風呂上り、等々あちこちのシーンで活躍中。我が家のチョッとしたブームになっています。嫁さんも電池の充電・交換の仕方を覚えましたので電池が切れても大丈夫。普段使いルーチンに入っています。

1個々々付けていった照明も築8年経つとこの通り。



そろそろ第1世代の引退が近づいてきているかもしれません。

電池スペーサー 利用の際はとっても注意

2016-06-15 13:55:21 | 震災話題・グッズ紹介
単1・単2電池がない時、単3・単4電池で代用できるという電池スペーサー、電池は全て単3電池に統一したいという方針の我が家では必需なアイテムです。

この電池スペーサー、結構いろいろなタイプがあり、単1だけでも
単3一本タイプ



2本タイプ



3本タイプ



と各種取り揃え。3本タイプなんて電池容量だけ見ると普通のエネループ単一電池と同じになりますので「もう単三だけ準備しておけば余裕じゃん!」なんて考えておりました。

ところがどっこいそうは問屋が卸さない。
実際に使ってみたところかなり深刻な問題を発見しました。使い方を間違えると危険な事態になる事がわかったのです。

箇条書き説明で行きますと、

基本的に
・大きい電池ほど電池の容量がたくさんあって長く持つ。
・大きい電池ほど一度に流せる電気の量が多く瞬間的なパワーを取り出す事ができる。(←ここ重要!)

上を踏まえて
・大きい電池は長く持たせる意味で使う場合とパワーが必要で使う場合の二つに分かれる。
・パワーを必要とする場合単3電池で流せる最大電流では単1電池のそれに追いつかず動かないことすらある。
・2本、3本並列つなぎだと一本当たりの電流が減るのでカバーできそうだが、接触不良などの抵抗によりどうしても電気の流れ方に偏りが出る。
・その結果特定の電池に無理な電流が流れ動作しなくなる。

という事例が発生しました。私の場合は6WLED照明と電動エアポンプでの利用時。
・ポンプに単3一本タイプの電池スペーサーをセットし動かしてみたところなんかブスブス。あれ?動かないなと思って電池を取り出してみたところ「うわっ!アチッ!!」
・LED照明は3本セットを使いお~無事ついたぜぃとやっていたのですが、一時間後電池を取り出したところ3本中1本が異常に発熱。「アチチ!!」

発火レベルの発熱でした。もちろん電池は著しく劣化。新品の電池を速攻でゴミ箱行きにしてしまいました。
そこで今ではきちんとしたサイズの電池を購入し正しく利用。

<単一電池>


<単二電池>


あまりせこい使い方をしないようにしてます。火事なんか出しちゃったら元も子もありません。

以上電池スペーサーを利用する際は特性を理解して十分に気を付けて利用した方がいいという失敗レポートでした。

非常用 防災備蓄食品の点検(8) ドライフーズどんぶりセット

2016-06-12 13:31:10 | 震災話題・グッズ紹介
さて災害時用の備蓄食品点検シリーズ8回目、今回はアルファ米とドライフーズ丼シリーズの組合せセットを紹介。このセットもアツアツで食べると美味しく頂けてぜひ備蓄しておきたいセットの一つなのですが、いかんせんドライフーズ丼シリーズの賞味期限が短い。こまめに点検しないとすぐに期限切れを起こしてしまうセットなのです。

そこで今回は賞味期限が短いドライフーズを交換しやすいように別に包み、そのほかの食材は新規購入で賞味期限を更新して長期に備蓄できるよう新しく詰めなおすことにしました。要は毎年の交換は簡単に丼シリーズのみにして全体的には長期に備蓄を可能にする、です。

まずはいつも通りアイリスのケースに新聞紙を敷き



薄めの道具達を下に敷き詰めます。



加熱袋は3つ。同時に3食の加熱が可能なようにしておきます。
折り紙食器は15枚。これはカレー6食セットと同じくこのセットもケチると12食にできる可能性があるためで、若干多めに入れてあります。アルミの調理袋は1回あたりドライフーズ二個と水を入れて加熱するためのものです。

続いては水のセット。



アルファ米やドライフーズのセットは意外に水を多用するので多めの水を準備しておかなければなりません。アルファ米160ml、ドライフーズ2個で200ml、加熱剤(モーリアンヒートパック)が130mlと一食分で500mlの水を使ってしまいます。6食分だと500ml6本のペットボトルが必要です。ただ幸いにしてこのケースには500mlが7本入りますので、一人80mlのコーヒー一杯もおまけでつけることができる量が備蓄できます。

あとはスプーンとはし、



ティッシュ・ウエットティッシュとコーヒーを



スキ間に詰め込み



簡単に交換ができるようジップロックに詰め込んだドライフーズを



アルファ米と一緒に格納するとドライフーズどんぶりセットの完成。



ペットボトルが耐熱仕様でないためコーヒー用のお湯を沸かすためのアルミ製調理袋も入れておきます。



という事で点検シリーズ8回目を無事終了。公称6食、ケチって12食の備蓄ドライフーズセットが完成です。


<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。
13.パスタ(5)~一連の実験から得たデータを基にパスタセットを再構築。9食分です。
14.アルファ米丼セット~アルファ米とドライフーズの丼シリーズのセットです。全面新規更新しました。


非常用 防災備蓄食品の点検(3) パスタ(5)再構成

2016-06-05 11:59:09 | 震災話題・グッズ紹介




一連の防災備蓄品の点検の中で、再構築のため実験を続けていたパスタセットですが



今日はいよいよその構成を全面改訂する事に。
とりあえず中身を取り出し、



ついでに底の新聞紙も交換しておきます。



ちなみにアイリスオーヤマのこのケース(BL-13)、四角いペットボトルがちょうど七本入る大きさ。



今回のセットは五本で行きますがドライフーズ等水をたくさん使う食材の場合サイズがピッタリでスペースの有効利用ができ気に入って使っています。ある程度の密封性もあるので水にも浮きそうですし、意外にガッチリしているのでもし地震で家が壊れちゃってもゴソゴソと奥から引っ張り出す事が出来そう。そこで備蓄品はこのサイズのケース(BL-13、21)で統一してストックしています。

さてさて、下準備ができたところでさっそくパスタセット作成開始。
まずは平べったい加熱袋・折り紙食器・アルミ調理袋を底に敷き詰めます。



ここで取り出すのが一連の実験で有効性を確認した固形アルコール燃料。
あちこち探していたらセットにピッタリの燃料を見つけました。



パッケージの密封性能が優秀なのか未開封だと900日も持つというすぐれもの。もう備蓄用に使ってくださいと言わんばかりの燃料です。
それに折り曲げ式の使い捨て五徳を組み合わせて



ジップロックに入れて燃料を確保。



さらにアルミ調理袋の代わりに準備した角型の携帯食器には



ティッシュや火、塩や携帯用の調味料(オリーブオイル・タバスコ・醤油)を食器の中に入れて



袋に入れ固定化します。



後は順番にこれらの物をケースに詰めていき



パスタセットの完成。



今回のバージョンには角型食器の影響で水戻しケースを一つしか入れることができませんでした。



セットは1回当たり350g3食分の調理で、時間をかけての全9食分と言ったところでしょうか。

カレーにハンバーグ、パスタと来た非常用備蓄食品セット、家族に両親の一週間分のストックと考えると到達にはまだまだ先が遠い。地道に点検しながら新品購入のタイミングで一つ一つ量を増やして行きましょうか。


<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。
13.パスタ(5)~一連の実験から得たデータを基にパスタセットを再構築。9食分です。
14.アルファ米丼セット~アルファ米とドライフーズの丼シリーズのセットです。全面新規更新しました。


非常用 防災備蓄食品の点検(7) 加熱剤で賞味期限切れ食品調理(2)

2016-05-29 18:00:00 | 震災話題・グッズ紹介
夕食として準備された賞味期限切れの食品達、調理準備が完了しましたのでさっそく調理に移ります。

準備が終わった加熱袋に



規定量の水を投入。


(↑ちなみに規定量は加熱剤の外袋で計ることも可能。)

水を入れるとすぐに加熱が始まり入れた水が速攻で沸騰します。
湯気がもうもう、泡がブクブク。



火傷しないようチャックを閉めて調理を開始します。
スタート時間 16:44。



ここでおいしく調理するためのワンポイントアドバイス。
加熱効果を高めるため加熱袋をタオルで包みます。



さらにダメ押しの新聞紙での囲い込み。



これだけでかなり加熱効果が高まります(←ただし反応の過程で水素が出るので完全密封は厳禁)。
蒸気がたくさん出るのでタオルや新聞紙が湿ってしまうイメージがあるのですが実態はその逆。さすがに上にのっけた新聞紙は湿りっぽくなりますが、側は高温によりカラカラに乾きます。洗濯物も乾く位のレベルです。
(実はこれを応用し非常持ち出しリュックに緊急用暖房器具としてこの加熱剤・加熱袋とタオルを入れてあります。手をかざす直接暖房効果もありますし、中にペットボトルを入れておけば即席湯たんぽの完成。いろんな意味で非常用グッツとしておすすめの一品です。)


さてさてこの加熱剤、水を入れてからおおむね20分ほどで発熱が終了します。



アルファ米の加熱時間としても丁度いい時間です。
グツグツ音が小さくなってきたら火傷に気を付けて覆いを外し



アチアチと袋を開け中身を取り出します。



中を見てみると



おぉ、いい感じ。
さっそく皿に出して



つまみ食いしてみると



おいしい…。
これだけで食べられるレベルです。

さらにカレーのルーをかけてつまみ食いすると…



やっぱりおいしい…。
アツアツで幸せレベルのおいしさです。

後はIHで煮込んだワンタンをたっぷりのゴマでいただき



夕食の完成。



緑が少なかったのでスープに青のり入れときました。



ここからは至福のひと時。

フーフー、モグモグ、ごっくん。

あっという間にごちそうさまです。



〆て一時間足らず。



イヤー今回もおいしく賞味期限の切れた食品の消費ができました。タップリ満足。
世の中ホント便利になったもんです。


~~~ ここでチョット一言 ~~~

加熱袋で加熱終了後、調理した袋にたくさんついてくるのがこれ。



白い粉。蒸気にのって付着するせいか非常に細かい粒子の粉です。
反応式を見ると消石灰(水酸化カルシウム)かアルミン酸三カルシウムのどちらかかなと。どちらもそれ自体が低毒でも水と反応して固まる性質があるので、肺への吸引や目等の粘膜への付着には注意。ウエットティッシュで飛散しないように拭き取りです。

あとくどいようですがもう一度水素の件。発生する蒸気には水素が含まれていますので密封は厳禁です。
今回も新聞紙で囲っていますが、写真で見る通り



裏を破って水素の逃げ道を作っています。水素は軽いので穴さえ開けておけばあとは大気で稀釈です。
便利にはやはりルールがありますね。

~~~ 一言終わり ~~~


<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。
13.パスタ(5)~一連の実験から得たデータを基にパスタセットを再構築。9食分です。
14.アルファ米丼セット~アルファ米とドライフーズの丼シリーズのセットです。全面新規更新しました。


非常用 防災備蓄食品の点検(7) 加熱剤で賞味期限切れ食品調理(1)

2016-05-29 17:00:00 | 震災話題・グッズ紹介
今日は家に嫁さんが不在。子供達の所に遊びに行っていて明日まで帰ってきません。嫁さんは家を3日前に出発していますので昨日出張から帰ってきた私向けにはご飯を炊いておらず。家庭菜園で汗をかいたお父さん、お腹がだいぶすいてきました。さてどうしましょ。

という事で引っ張り出してきたのがいつも通りの賞味期限切れ備蓄食品。こういう時にセッセと消費して新しいものに交換していかなくてはなりません。
今日のお題はこれ。



山菜おこわ(アルファ米)にレトルトカレー、煮込みワンタン。これで山菜おこわカレーを作ります。
賞味期限はそれぞれこんな感じ。



3年1ヶ月もの、4ヶ月もの、1年もの。 相変わらず期限切れ絶好調です。

これを日本で発明された優秀な加熱剤(モーリアンヒートパック)と加熱袋で温めていきます。



ちなみにこの加熱剤にも使用期限があるようで



今回使うやつはなんと今月いっぱい、あさってまで。こちらは期限ギリギリで間に合ったようです。
なお加熱袋は壊れるまで何度も再利用が可能なようで、



この袋は2012年以来今回が7回目の利用になります。



袋の底のマチを開いて袋を立て



加熱剤を中から出して


底にセット。



食材の加熱に備えます。

続いては食材の準備。
カレーはルーを箱から出して加熱袋にセット。



山菜おこわは袋を開き



調理の下準備をして



規定量の水を加えたら



袋を閉じてカレー同様加熱袋にセットします。



…という事で、今回は加熱準備完了までレポート。アツアツカレーまではもうひと頑張りです。
続きは次回の加熱編・食事編で。


<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
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9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。
13.パスタ(5)~一連の実験から得たデータを基にパスタセットを再構築。9食分です。
14.アルファ米丼セット~アルファ米とドライフーズの丼シリーズのセットです。全面新規更新しました。


非常用 防災備蓄食品の点検(3) パスタ(4)

2016-05-20 19:02:05 | 震災話題・グッズ紹介
非常備蓄のパスタセットを直火・ナベで作るぞ~実験、今回は最終工程の炒め編です。

無事ゆで上がったパスタを、さっそく具材を炒め終わった隣のなべに移します。



軽くかき混ぜた後ソースを投入しジュージュー。



ここでまた非常時にはできないズルを実施。



ホントの明太子のつけ汁をチョット追加します。

さらにジュージュー炒めて味を絡ませた後は、仕上げに付属の海苔をふりかけてパスタの完成。



おぉ〜、ついに完成です。長い道のりでした。
後は備蓄調味料のタバスコをかけ



「いただきます。」



アツアツ、ハフハフ、モグモグ…。 うーん、こりゃとてもいいお味。
もう手に持ってパクパク食べてしまいました。



あっという間にごちそうさま。



ふぅ、美味しかった。
完食です。

食後の食器の掃除は乾ティッシュ1枚に



濡れティッシュ2枚で完了。



次のゆでに備える掃除も、ティッシュ10枚入り一つづつで間に合いそうです。

という事で今回のパスタゆで実験を終了。
おかげさまでだいぶデータが集まりました。得られた実験データを元に新しい備蓄用のパスタセットを作ってみる事にしましょう。次回のパスタセットは美味しいものが作れそうな気がしてきました。


<PS>
この直火セットを実際に避難所に持って行ったとした場合困るのが実は火。避難所内では火の使用が禁止されますので外での調理になります。また今回直火に使った固形燃料はアルコールの蒸発のスピードが速く備蓄には向かないため、前に使用訓練しているデュアルヒートで行こうかなと考えています。


<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
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6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。
13.パスタ(5)~一連の実験から得たデータを基にパスタセットを再構築。9食分です。
14.アルファ米丼セット~アルファ米とドライフーズの丼シリーズのセットです。全面新規更新しました。


非常用 防災備蓄食品の点検(3) パスタ(3)

2016-05-20 12:48:11 | 震災話題・グッズ紹介
さて、前レポートで無事水戻しを終了したスパゲティ、



さっそく調理に取りかかります。
調理セットは前にドライフーズを調理した角型の携帯用食器。これにアルコールをジェルで固めた固形燃料を使いパスタを作ります。



ゆで側に15g×2個、炒め側に1個の計3個で挑戦。

食材を準備し食器をセットしたら、



ゆで用の水をキッチリ500ml投入。(ペットボトル二本目)



炒める方のナベには備蓄調味料のオリーブオイルをたっぷり投入し



点火。



ここでチョットインチキをするのがこれ。



庭から採ったばかりのアスパラにベーコン。パスタセットにはツナ缶を準備している程度でホント言うとこんな豪華な食材は非常時に準備できません。でもそこはほら、今回はただの実験ですし、実験といっても貴重な夕食でもありますし、ブツブツ…。大目に見ることにします。

さっそく食材を投入し,



ジュージュー。



しっかり炒めていきます。
炒めあがったらいったん火からおろしお湯を沸かしておきます。



何だかんだやってるとゆで用の水も沸いてきますので



パスタを投入し



グツグツ。



麺の色がサッと黄色に戻ります。
そしてゆでること一分。超アルデンテのおいしいパスタのゆであがりです。


(↑塩入れるの忘れてました。)

実際にゆでた感じではここで三人分のゆでも実施できそうな感じです。
ゆで汁の残りや



水戻しした水も



きちんと再利用可能な感じ。500mlのペット二本で三人分の水戻しとゆでが出来るとは…何か順調ですね。
やはりなべ・直火の組合せは最強です。


…という事で今回のレポートはここまで。
今回お題の明太子スパゲティのタレもすでに準備完了しており



後は炒めるだけ。炒めバージョンは次回のレポートということで。



<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。


※東日本震災の時の話題はこちら

非常用 防災備蓄食品の点検(3) パスタ(2)

2016-05-15 16:21:46 | 震災話題・グッズ紹介
今日は嫁さんが実家の親と一緒にスケートショーを見にお出かけ。「夕ご飯は好きなの食べててね~。」とすっかり気分はスケートショー。そのため夕食をしっかり自分で作らなければならなくなりました。

そこで先回パスタの備蓄食品を全面見直しする事にしていましたので、ここでちょっくら実験をしてみることに。実際にナベで茹でてみて使用する水の量や一ケースに何食分備蓄できるのかをチェックしてみます。

まずはスパゲティの準備。



これをガッテンの水戻し方式で調理。
まずはキッチリペット一本分500ccの水に漬け込みます。



実はこの時麺を二つに折っておくのがコツ。何で調理する・食べるにしても麺が短いほうがかなり助かります。経験者は語る、です。

漬け込んで一時間もすると



麺が真っ白に。
だいぶ伸びてきています。

規定の2時間、3時間がたつと



更に伸びてきます。5時間ものでこんな感じ。。



タップリ水を吸い込んでくれたようです。



しかし見た感じは水の減少はさほど無いような気が。これだと500ccで三人分の水戻しが出来そうな雰囲気です。





水もそんなに汚れていません。中々いい感じですね。

今回のスパゲティのお題は明太子スパゲティ。



相変わらずの賞味期限切れ品です。



それではさっそく麺を茹でることに…。


という事で今回のレポートはここまで。
残念ながらブログの写真アップ数が上限値に達したらしく、今日はもうブログのアップができません。週明け移動中にでも書けたら書く事にしましょう。

ではまた次回パスタ(3)のレポートまで。



<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。


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非常用 防災備蓄品の点検(6) 携帯用食器(賞味期限切れ品を調理)

2016-05-02 18:26:08 | 震災話題・グッズ紹介
前に一度ちょっとレポートしてみた携帯用の食器達、最近では石紙でできた
「折り紙式食器」



というレパートリーも増え、防災品の準備をするにあたっていろいろ活躍してもらっています。考えてみると食器と言っても「食べる」「煮炊きする」「保存する」等複数の機能があり、これらをそれぞれのシチュエーションを想定して準備しておかないといざ使おうとしたときにコケちゃう可能性があります。

非常時に何としてもパスタを食べたいと挑戦してみたパスタセットも、おいしく食べるには現時点でやはりナベが必要と判断。そこでセットをナベ込みで組みなおそうといろいろ実験中です。折り紙食器で器作って煮てみるなんていうのもやってみたのですがさすがにこれは危ない。やはりしっかりとしたナベを準備しなくては危険です。

そんな中準備してみた食器がこれ、



角型のクッカー。
アウトドア用品で結構高いのですが、先回紹介した丸形クッカーでは格納スペースに無駄ができどうしてもうまくないのと、調味料などの食材が角型のものが多く内部に収納するときにスペースを有効に使えるなどの理由により思い切って新しく買ってみたものです。

今日はこれを使って賞味期限切れのドライフーズ(アルファ米・おかず)を「火」を使って調理してみたいと思います。まだ紹介していませんが非常用の備蓄食品セットにはドライフーズ版も準備してあり、こちらは火を使わずに温かく食べられるよう準備済みです(備蓄品点検(n)で発表予定。乞うご期待)。
今回はここから発生した賞味期限切れ食品をパスタゆでの前実験として調理してみます。
(↑要は備蓄品の点検作業にはこうした「食べる」という作業もあるという事例の紹介です。)

以下その調理レポート。お時間のある方はどうぞご覧ください。(おいしかった~。)


< お題 >
~ 賞味期限切れのドライフーズを利用したアツアツ中華丼 ~

< 副題 >
~ 今日は嫁さん不在でお父さん一人ぽっちの夕食。ワンタッチで簡単に。 ~

① 調理セット・食材の準備

ちなみに食材の賞味期限は3年過ぎ物と1年半過ぎもの。

「火」は過去にいろいろ訓練している固形アルコール燃料(15g×2)で。


② 食材と水の投入。わかめご飯は中身をあけ、

水160mlを投入撹拌

中華丼は二つ分の水160mlを沸かします。


③ 点火。4:34


④ 中華丼側の水沸騰、いつも通り湿気・色・臭いとドライフーズ点検を実施して

お湯に投入し撹拌。

グツグツ。

30秒で出来上がるのでいったん下ろし、残り火でお湯沸かします。


⑤ 続いてご飯もチェックしてみるともういい感じ。直火炊きはやはり早い。

そこで中華丼を投入して(←角型はこれが簡単にできる)

グツグツ。


⑥ サッと煮込むともうできあがり。

仕上げのゴマをかけて完成です。

〆て12分

あっという間でした。

⑦ 実食


パクッ。

はふっ、はふっ!! アツッ、アツッ!!

チョッ、チョーおいしい!!

ごはんの炊き上がり量260gは普段は多くて少し余すのですが、今回はあまりにおいしくあっと言う間に食べてしまいました。



<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。

非常用 備蓄品の点検(5) ガス

2016-05-01 15:14:44 | 震災話題・グッズ紹介
今回点検する備蓄グッヅはこのダンボール。



中に入っているのは…



カセットガス。

単三電池と同様非常時に我が家のエネルギーを担ってくれる重要なエネルギー源の1つです。宅急便用の規格段ボールがガスを格納するのにピッタリサイズで、丁度いいやとこの箱に詰めて保管しています。



便利な事に3缶セット4缶セットどちらもピッタリ収まってくれます。



カセットガスの燃料であるブタンは基本劣化しませんので、缶がサビたり穴が開いたりしなければ賞味期限なしで保管ができるので気が楽です。

震災時活躍してくれたカセットガスですが、最近では我が家のあちこちで活躍の場を広げています。
まず何たって大活躍中なのがピアンタ。



もう一稼ぎ一缶。一時間に一本の割合で消費していきます。

続いて消費が多いのはこれ、ガスストーブ。



このストーブは今頃の季節の様に気温の上がり下がりが激しく床暖房の温度設定に失敗して部屋が寒い時などに活躍してます。エアコンもあるのですがつけてもせいぜい5分10分ですのでこいつを普段使いしササっと暖まっています。これから梅雨に入りますのでまだまだ活躍する場が続きます。
ちなみに震災直後に手に入れたこのストーブ、



暖かくてとてもいいのですが結構ガス消費量が多く一缶2時間位しか持ちません。チョットあったまる、には不向きでしたので2本で10時間持つというミニストーブを調達し利用しています。

あとは嫁さんと二人ぼっちになって増えたミニ鍋やミニ鉄板用のガスコンロ。



これも活躍してますね。自分の好きな分をのっけてこじんまり炒めササっと食べる、年取ってきて量が必要なくなってきているのでこれもなかなか便利です。

カセットガスに関しては普段使いが多いので点検は在庫量の確認が主。備蓄用の二箱があるので点検は無事パスという事でいいでしょう。これから肥料買いにホームセンター行く用事がありますので、せっかくですから普段使い用の一セット追加で買ってくる事にしましょう。


(さっそく買ってきました。最近は4缶セットが多いです。360円でした。)

オール電化住宅は復旧が早いですが停電時はやはり無エネルギー状態になります。そのためカセットガスや電池などのバックアップは絶対に必要。そこで電池とカセットガスは極力普段使いをし、非常時に困らない様にできればと考えています。


<PS>
「カセットガスの備蓄量はどれくらい必要?」ですが、非常時一番ガスを消費するのはやはり暖房でしょう。実際にストーブを運転した際は一日6缶は使いました。公称は一缶2時間ですので24時間フル運転すると上の1ケースを二日で使い切ります。まあ寝るときは布団にくるまって消すとし、調理分も込みとして2ケースで6日から一週間分と言ったところですかね。3家族2日分です。初動分として2ケース(48缶)というのはまあいい量ではないかなと…。(←答えはなく自信がないので声が低めです。)


<PS2>
ちなみにこの段ボール、意外と使い出があって



新聞の備蓄にも使えます。
新聞は各備蓄ケースの下敷きや隙間埋めに意識して使って「自然に」備蓄を進めていますが、こうやって専用にひとケースあっていいんじゃないでしょうか。



<関連>
非常持ち出しリュックの点検(1)~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
非常用防災備蓄食品の点検(2)~今回はレトルト食品6食セットを点検です。
非常用防災備蓄食品の点検(3)~研究開発中のスパゲティセットの点検。全面改訂か。
非常用備蓄品の点検(4)~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
非常用備蓄品の点検(5)~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
非常用備蓄品の点検(6)~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。

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非常用 備蓄品の点検(4) 電池

2016-04-30 12:17:51 | 震災話題・グッズ紹介
今回の備蓄品点検レポートのテーマは電気。



まあ備蓄品というより外でバーベキューやる時に必要なものを集めておいたり、普段使わないけどでもいざとなったら必要かなってな感じのものを意識して一つにまとめてあるものです。
明かりをまとめておいたり



電池や必要小物をポーチに入れてまとめておいたり…。





トラベルクロックや温湿度計、ラジオなんかも入っています。

また震災時にとても助けられたので携帯用に実験的に買ったのがこれ。



携帯用太陽光発電。車で踏んでも割れないというやつです。
最初は一つだけ買ってみたのですが、一つでは電池の充電に時間がかかりすぎたため



もう一つ買ってこんな感じに連結して使っています。
物が違うのは買った時期の違いによるものです。右側が新型です。

外でポチ小屋の上に置いておくか、こうやって窓にぶら下げて充電します。



(ただ窓ぶら下げはガラスが太陽光エネルギーの一部をカットするのか明らかに充電効率が下がります。)
充電開始するとピカピカLEDが光り



充電の程度を教えてくれます。

また最近気を付けなければならないと思ったのがこの電池式のUSB充電器。



電池からUSB出力を取り出したりエネループに充電したりする機器です。
私の場合太陽光に付いてきた充電器と富士通の二種類を持っていますがどちらも出力が5V1A。



普通に使う分には問題ないのですが嫁さんが使っているiPhone,iPadへは出力が足りないため充電が不可。非常にまずいですよね。
そこでいろいろ調べ準備したのがこれ。



出力1.2Aの充電器。回路がしっかりしているものらしく、電池エネルギーを骨の髄まで吸いつくして安定供給すると言うすぐれものです。



iPadの普及という時代の流れで必要になってきた製品です。iPhoneの場合は充電ケーブルの変更もありました。これは既に対応済みです。

備蓄品の点検も賞味期限切れ、電話番号等のデータ更新、さらに時代の流れによる規格の変化等と点検する度に点検項目が増えいきます。何だかまだまだいろいろとありそうです。


<PS>
ちなみに電池でなく大容量のモバイルバッテリーがいいんじゃないか?と言う意見もチラホラ。



確かに普段使いには便利で私もいつも使っています。ただ「備蓄」という観点からみるとちょっと不安な点が。
エネループでもそうなのですが



大容量の電池はどうしても自己放電の度合が早いような気がします。すぐに使う充電には有用ですが備蓄しておくにはちょっと不安が残るのです。やはり備蓄用には充電可能回数が多く自己放電量の少ないノーマルのエネループが一番?



また便利さや流通量の多さという点で単三電池というのも外せないし…。
ま、非常時は大して違いないのかもしれませんけど。


<PS2>
太陽光発電を点検するため朝セットして置いた充電器、昼見ると無事充電が進んでいるようです。


. ↓


充電器のLEDが赤から緑になっているのがわかりますかね。緑の点滅が常灯になると満充電です。
携帯用太陽光発電器の動作点検もどうやら無事クリアのようです。


<PS3>
震災の時に紹介したセンサー付きLEDライト、実はあれ以来家庭内のあちこちに増殖し日々電気使用量の削減に協力してくれています。そんな中行っているのが毎週・毎月の電池の点検、



充電。

LEDライトだけでなく家庭内のエネループを利用したものすべてに対し週末・月末に分けて電池残量関係なしに実施しています。一週間に一回でも年に直すと年52回の実施になり、何年かやってると電池の容量による差をなんとなく感じるようになります。やはり大容量電池は持ちが悪く壊れやすい、500回充電なんて何か間違ってない?50回じゃないの?てな感じです。現在は容量の大きいものを順次使いつぶし、ノーマルエネループに移行し始めている段階です。

→要は家内の電池はできるだけエネループに変え、その電池が減ってようが残ってようが定期的に充電して常に電池がある状態を保って行こうという事です。もちろん減り具合によりそれぞれの充電時期は違いますけど。電気の備蓄先を単三エネループにできるだけ集中できたらなと考えています。


<PS>
熊本の地震も最初に復旧したのはやはり電気なようです。



オール電化の住宅はこれで照明、暖房、調理、水があればお湯にお風呂と普通生活が全部復旧した事になります。オール電化は災害から復旧が早いと改めて感じました。


<オール電化家庭、東日本大震災の時のチョッとした話題>
太陽光~前の年に設置できた太陽光発電は震災中・震災後ととても助けられました。
カセットガス~調理、照明、暖房と非常時のカセットガスはかなり活躍します。
単三電池~家庭内の電池は単三電池に統一しておいて助かりました。
カセットガスストーブ~高気密高断熱のオール電化住宅は小さめの熱源でも十分助けられます。
電動トイレ~驚くべきことに電動式のトイレは非常時に強い?
LED照明~室内にセットしてあった屋外用センサーライトの活躍話です。
電気温水器~はっきり言いましょう。電気温水器は災害時は無敵です。


<~非常用備蓄品の点検~ 関連>

1.非常持ち出しリュック~嫁さん向けに自宅に配置してある非常持ち出しリュックの点検話題。
2.非常食(ドライフーズ)賞味期限切れ 一考~賞味期限切れドライフーズを食べる時注意している点。
3.レトルトおかず~今回はレトルトハンバーグに肉じゃが6食セットを点検です。
4.パスタ~研究開発中の備蓄スパゲティセットの点検。全面改訂か。
5.電池~備蓄品の点検、今回は電池編。携帯用太陽光やエネループ話題です。
6.カセットガス~備蓄しているカセットガス話題。賞味期限がないので…
7.携帯用食器で調理~携帯用食器で賞味期限切れのドライフーズを実際に調理。おいしい…。
8.パスタ(2)~パスタの備蓄品改善に向けて実験開始。まずは水戻し。
9.パスタ(3)~携帯用食器で実際にゆでてみます。
10.パスタ(4)~ソースを加え炒め終わったらアツアツをおいしくいただきます。
11.加熱剤で調理(1)~加熱剤(モーリアンヒートパック)で賞味期限切れ食材を調理。準備編。
12.加熱剤で調理(2)~準備終了後はさっそく調理開始。そしてアツアツの山菜おこわカレーを…。