聖なる書物を読んで

現役JW29年目

ルカ21章

2018-08-22 | 聖書
今週の聖書朗読の範囲から、気になった点。

終わりの日のしるしとして、ルカだけが記している(マタイもマルコも記していない)部分。


●ルカ21:8
「惑わされないように気を付けなさい。多くの者がわたしの名によってやって来て・・・『その時が近づいた』とか言うからです。そのあとに付いて行ってはなりません」

その時(終わり)が近づいたと言う者って、まさに、ものみの塔=エホバの証人。
これまで何回となく、終わりがいつ来るか予言しては外してきた。
最近では、二つの世代説まで打ち出して、終わりが近い近いと煽っている。

イエスは「そのあとに付いて行ってはなりません」と言われた。
やっぱり、この組織はやめた方がよさそう。



●ルカ21:24
「・・・そしてエルサレムは、諸国民の定められた時が満ちるまで、諸国民に踏みにじられるのです」

「諸国民の定められた時」の参照聖句。

新世界訳は、エゼキエル21:26,27、ダニエル4:25。
これらによって、1914年が導き出せるようになっている。

文語訳と新共同訳は、ローマ11:25。
そこには「・・一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人全体が救いに達するまでであり」(新世界訳では「・・諸国の人たちが入って来てその人たちの数がそろうまで、感覚の鈍りがイスラエルに部分的に生じ」)とある。

「踏みにじられる」の参照聖句。

新世界訳にはない。

文語訳と新共同訳は、イザヤ63:3,18、ダニエル8:13,9:26、黙示録11:2など。
「聖所が踏みにじられる」「都と聖所が荒らされる」「異邦人が四十二か月の間、聖なる都を踏みにじる」といった聖句があげられている。

新世界訳は、組織の教理ありきで参照聖句も決められているんだね。

騙されないようにしないといけないなぁ、と改めて思った。

諸国民の定められた時(異邦人の時)は、いつ満ちた(る)のか?
まだまだ考慮の余地がありそう。


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