関連ブログ記事・・・2024/3/27付「米坂線代行バスが2024/3/16から所要時間大幅短縮」
米沢から今泉までは列車が運行しています。私は単純に米沢駅から鉄道に乗車するのではなく、いったん市街地を一巡りするバスで山形大学工学部の前まで行き、ルネサンス様式の旧米沢高等工業学校本館(米沢駅の現在の駅舎はこちらをモチーフにしています)を見てから、徒歩10分の距離にある南米沢駅に向かいました。
市街地を一巡りするバスはこちら。自家用ナンバーの車両を使用する「米沢市民バス」ですが、2022/5/14付ブログ記事で書いたように全国相互利用対象交通系ICカードで乗車可能です。
旧米沢高等工業学校本館はこちら。夜にはライトアップされます。
南米沢駅は米沢市街地の南側にあり、かつてはそれなりに賑わったのかもしれませんが、現在はごく普通の無人駅です。駅前広場は自転車がまばらに置かれています。
待合室には自動券売機ではなく乗車駅証明書発行機が置かれています。列車の時間が近づくと山大工学部生と思しき方がやってきました。
2両編成の列車はそこそこ乗客がいました。今泉までは沿線人口もそこそこいます。
列車の終点の今泉駅に到着。駅係員が配置されていますが、「運転上の拠点」「山形鉄道との乗換駅」だからで、駅周辺には商店はなく昔ながらの駅前旅館が2軒あるのみです。
今泉駅前のGoogleMapはこちら
狭い駅前に、代行バスに充当される大型観光バスが停車しています。但し、発車時点でもバスの乗客は10人に届きませんでした。
バス車内にはアンケート用紙が置かれていました。紙での回答の場合は降車時に運転手に手渡しですが、スマホでの回答の場合はQRコードを読み取ればいつでも回答可能です。
JR社員は添乗しておらず、車内での運賃扱いもありません。もちろんICカードも使えません。
そうこうするうちに、10人に届かない乗客を乗せたバスは定刻に発車。駅前の道路は狭く、三叉路の左折はようやくのところでクリアしました。
(つづく)