関連ブログ・・・7/5付「水害から1年、球磨川沿いの道路は今も一般車両通行止め」
壊滅的な被害を受けた人吉~八代間の球磨川沿いの道路の復旧は、河川とともに国が主体となって行っており、そのために九州地方整備局の現地事務所として「八代復興事務所」が設けられています。
http://www.qsr.mlit.go.jp/yatsushiro_r/index.html
その復旧工事の進捗に伴い、国道219号の大野大橋から人吉市内方面の区間については、7月29日から一般車も通行可能になりました。
http://www.qsr.mlit.go.jp/yatsushiro_r/newstopics_files/20210728/210728_kisya.pdf
大野大橋は、球磨川沿いと有明海沿いを結ぶ県道27号と国道219号の分岐点となっており、これにより、迂回ルートではありますが人吉~八代間を一般車も下道経由で通行可能になりました。サイクリングでも熊本県の沿岸部から球磨地方にアクセスできるようになったわけですね。
ただ、それでも人吉~八代間の国道219号は半分以上が通行止めなままで、一般車で球磨川沿いをドライブできるようになるのはまだまだ先そうです(再開見込みは未発表)。もちろん、鉄道代行バスもありません。
また、大野大橋の(人吉側から見て)2kmほど手前には観光名所として広く知られた鍾乳洞「球泉洞」がありますが、大被害を受けており、一般車のアクセスは可能になったとはいえ休業中のままです。
唯一、工事関係者や地元住民向けの食事処のみ営業中です。