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まずは、国道169号をわき道にそれ、高取バイパスの開通済み区間の南端にあたる高取町松山地区に向かいます。
松山の集落の向こう側に見える高架橋は、高取バイパスの未開通区間に相当します。
コミュニティバスのバス停の標柱として設置されたものが、スクールバスのバス停に転用されています。高取町では2004年度にコミュニティバスの運行を開始したものの、利用者が少なかったため2005年度限りで廃止になりました(広報たかとり2014年5月号の7ページ目参照)。スクールバスは、2008年に町内の小学校が1つに統合された際に運行を開始しています。
高取バイパスの開通済み区間の南端の様子。京奈和道へはバイパス経由で行ける旨の標識が立っています。歩道は荒れ放題です。
未開通区間側の様子。高架橋とランプはとっくの昔に完成しており、現時点ではこの奥にあるトンネルの照明設備と非常設備の設置工事が進められています。2013/9時点のストリートビューでは既にランプの基盤部分が完成し高架橋の橋脚が立ち並んでおり、2018/12時点のストリートビューではランプ部分が舗装され高架橋も完成しています。
開通済み区間では、オフランプ・オンランプとも歩道が併設されています。まずはオフランプ側を歩いてみますが、やはり荒れ放題です。
そして、本線トランプの接続点で歩道は終わりました。この先の近鉄吉野線を越える高架橋部分は最初から自動車専用で計画されており、この歩道は側道につなぐ構想があったのかもしれませんが・・・
完成形が4車線のため、本線の高架橋(未供用)とオンランプの間には空間があります。
今度は、オンランプ側の歩道を歩いてみます。
振り返ると、長らく未供用が続いている南側オフランプがよく見えます。供用開始まではあと早くて1年半程度でしょう。
やはり、本線との合流点で歩道は終了しました。この先に側道がありますが、完全封鎖状態です。2018/12時点のストリートビューでは普通に通行可能で、その先のストリートビューも存在しますが、実はここを降りても実質どこにも行けないことから(その3で紹介予定)封鎖したものと思われます・・・2022/10時点のストリートビュー参照
ということで、最終的にオフランプ側の歩道の途中から松山の集落側に降りる階段があったので(通行実績はほとんどなさそう)、ここから集落の中を通って近鉄吉野線方面に向かいます。
(つづく)