2024/9/16付ブログ記事「箕面萱野駅~勝尾寺間のバス運賃は2024/10/1から倍額に!」の続報です。
早速、北千里駅・千里中央駅・箕面萱野駅~勝尾寺間の大幅値上げ後の様子を見てきました。
千里中央駅の勝尾寺・北摂霊園方面のりばおよび阪急バスの案内所には、勝尾寺までの運賃のみ大幅に値上げとなったことに関する特段の掲示はありませんでした。そもそも、千里中央駅の各バス停や案内所には、もともと「どのバス停までの運賃はいくらか」に関する案内掲示は一切存在していません。
一方、箕面萱野駅の勝尾寺・北摂霊園方面のりばには、インバウンド客向けに「勝尾寺までの運賃が大人800円・子ども400円であること」の掲示が英語だけでいくつもなされていました。一方、日本人や日本在住外国人(留学生や技能実習生など)向けの「2024/10/1から運賃が倍額の800円になった」旨の掲示は一切見当たりませんでした。
「SuicaやICOCAなどのICカードが使えます」と書かれています。インバウンド客はPiTaPaやhanica<阪急バス・阪神バス専用のプレミアム付きICカード>を持っているわけないですからね(笑)
デジタルサイネージの隣に、勝尾寺に行くのに利用できるバスの時刻表が掲示されていました。定期バスの行先は実際の終点である「霊園六区」と表示されるため理解不能と考えたのでしょう。本来ならばデジタルサイネージ側で「勝尾寺・北摂霊園方面」と表示するのが妥当ですが、システム改修が大変なのでしょうか?
今日もインバウンドで満員御礼の勝尾寺行バス。
私は定期バスに北摂霊園内のバス停まで乗車することとしました。
粟生間谷西四丁目バス停は勝尾寺・北摂霊園行の便の場合乗車専用なのですが、何故か勝尾寺までの運賃が表示されています。「各区間10~110円の値上げ」というのは、勝尾寺に関しては全く当てはまりません。
粟生間谷西四丁目バス停を過ぎてから勝尾寺まではカーブの多い山道で、立っている客は大変です。車内からは英語や中国語の会話しか聞こえてきません。
沿道に設置されている看板。傍らに「Temple of winner's luck Katsuo-ji-temple」と英語で添えられていますが、インバウンド客をより引きつけるのは境内のあちらこちらにある小型のダルマ群かと。
勝尾寺で私を除く全ての客が降車しました。傍らには、英語オンリーの「帰りの便の時刻が書かれた看板」が設置されています。
勝尾寺の次の霊園事務所前<大阪北摂霊園の入口脇にあります>までの運賃は、北千里駅および千里中央駅(無券で770円)、箕面萱野駅(整理券番号2で630円)からの乗車の場合は勝尾寺までより安くなっていることが分かります。