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続: 国際興業バスの埼玉県内、前回実施から2年で再び値上げへ

2025/1/17付ブログ記事「国際興業バスの埼玉県内、前回実施から2年で再び値上げへ」の続報です。

上記ブログ記事で

>他の区間も原則として現行より20円アップを予定しています

と書きましたが、20円アップとならない例外区間について情報が公開されているので、こちらで解説します。

1.埼玉県内と東京都区内に跨る区間

川口駅東口発着の川04・川14-2・川15・川16の各系統、赤羽駅発着の赤23系統はいずれも埼玉県内と東京都区内に跨るため、都区内区間のみの乗車の場合は2025/4/1以降も「現金240円・IC230円」となります(2024/10/25付ブログ記事「国際興業バスの都区内路線、現金運賃のみ10円値上げ」参照)。川15の場合は都区内に入る1つ手前の東領家4丁目バス停から先の循環区間で都区内運賃が適用されるほか、川21系統は都区内から3km近く離れた埼玉高速鉄道川口元郷駅付近のバス停から足立区内の入谷町あたりまでの乗車も都区内運賃が適用されます。一方、川21系統の鹿浜・鹿浜五丁目のバス停は足立区内ですが、両バス停相互間の乗車は都区内運賃は適用されません。

上記系統が含まれる路線図はこちら

このほか、板橋区~埼玉県和光市~板橋区~埼玉県戸田市と3回都県境を超える増14系統(成増駅~下笹目)も<路線図はこちら>、跨る区間の一部で都区内運賃が適用されます。

2.川口市内・さいたま市内などの一部区間

1.で触れた各系統について、川口市中心部の一部(芝川橋~弥平新田間など)で現行運賃が220円の区間については、10円アップの230円となります。

また、増14系統の吹上新道<和光市>~下笹目<戸田市>間は240円から10円アップの250円となるほか、西川07系統・東川02系統・東川81系統でも一部に10円アップの区間があります。

3.飯能市内の一部区間

国際興業バスは飯能市中心部と山間部(旧名栗村を含む)および日高市内を結ぶ路線をいくつも運行していますが<路線図はこちら>、このうちごく一部の現行運賃280円区間については、据え置きまたは10円アップとなります。飯能市内には西武バスイーグルバスの路線もありますが、該当区間は両者と重複しておらず、変則的な扱いとする理由は不明です。

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