玉陽庵 算命学ブログ

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間断の気-天堂星

2015年03月12日 | 算命学 あれこれ
昨日取り上げた高良健吾さんが興味深い十二大従星をお持ちだったので、今日は「天堂星」について(^^)

高良さんは、「晩年期」であり、ご自分の本質を示す場所でもある「右足」に「天堂星」をお持ちです。

この「天堂星」は、人間の人生にたとえれば「老人」の時代。
このことから、自然と人がやって来て「相談役、まとめ役、調停役」になると言われています。
また、非常に自制心が強いために派手な事を嫌い、地味で引っ込み思案に見えます。
なので、出会いが少ない部類に入ってしまうのです。

また、一番特徴的なのは、「間断の気」を持つと言われること。
「間断の気」とは、“同世代と気が通じにくい”ということを表します。

世代が完全に上か、下の人としか、気が合わないのです。
なので、「天堂星」を持っていると、幼稚園や学校の同年代とは話が合いません。
幼い頃は友達よりも動物や植物の方が理解できた…という方がいらしたら、その方は「天堂星」をお持ちかもしれません。
また、完全に上の世代である祖父母が大好きな方も多く、おじいちゃん子、おばあちゃん子になる場合も。

このように、同年代とは合わないことからも、出会いは少なくなります。
また、「老人」の星ですから、本領を発揮するのは60歳以降。
それなのに「幼少期」の「左肩」などに「天堂星」を持っていたりすると、その不自然さから、ひねくれた子供時代を送りがち。

幼少期に「天堂星」を持ち「生日天中殺」を持つお子さんがいらっしゃる親御さんは、お子さんとの関係に悩むかもしれません。
また、同年代のお友達が少ないことを心配されるかもしれません。

この場合、心配しなくても大丈夫。
ただ、同年代に囲まれた環境はストレスが溜まりますから、祖父母の元に頻繁に遊びに行かせたり、世代の異なる人が参加する集団に入れてあげたりしてください。

中年期に「天堂星」を持っている場合は、色々と相談されやすいかもしれませんね。
人生としては、地味で平凡かもしれませんが、手堅く、安定しています。
年齢以上の落ち着きがあるので、役者さんの場合は「老け役」などが合うと言います。

晩年期ならば、この星が一番輝く場所。
「天堂星」本来の良さが出ますから、人の信頼を得て、企業にお勤めの方などは「相談役」などの役職に就いたりします。


さて、この「間断の気」は人生で何に一番影響するかと言いますと、「結婚運」です。
一般的には、同世代や、近い世代との結婚の方が話や価値観が合いやすく、出会いのチャンスも多いですよね。

しかし、「天堂星」を持っている人は「逆縁」があると言われます。
男性の場合なら、年上の女性との結婚か、年下ならば10歳以上年の離れた女性。
女性の場合なら、年下の男性との結婚か、年上ならば10歳以上年の離れた男性と結婚しやすいのです。

このような「逆縁」カップルの場合、ご夫婦が両方とも「天堂星」を持つ必要はありません。
どちらか一方が「天堂星」を持っていればこのような組み合わせは吉。
自然と気が通じるので、ご夫婦として上手く行くと言われます。

それでは、高良さんの場合を見てみましょう。


    鳳閣星 天禄星

龍高星 石門星 貫索星

天堂星 車騎星 天極星

高良さんは「天堂星」をお持ちで、西に「龍高星」をお持ちですね。
おそらく、年上の女性か、あるいは10歳以上年下の女性と結婚されるでしょう。
その女性はエキゾチックな雰囲気のある女性。
全体的なムードは派手ではないと思いますが、地味な中にもセンスを感じさせる人です。
ちょっと日本人離れした方や、外国の方である可能性も。

龍高星が西にある方の家庭は、結婚後しばらくすると、ちょっと変わった家庭になりがち。
しかし、高良さんの場合はそんな家庭から応援され、エネルギーをもらえるのでとてもありがたいのです。
人から見れば不思議な家庭や夫婦でも、高良さんにとって、奥様は良きパートナー。

このように、高良さんは結婚運そのものは良いものをお持ちです。
しばらくはお仕事が忙しくてなかなかそれどころではないかもしれませんが、ぜひ素敵なパートナーと巡り合い、ますますその魅力的なお芝居に磨きをかけていただきたいと思います(^^)



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