玉陽庵 算命学ブログ

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大運天中殺について

2015年03月15日 | 算命学 あれこれ
これまで、何度か大運天中殺についてこのブログでも取り上げてきました。

大運天中殺が「陽転」すると、「禄分=財運」と「官分=地位・名誉運」に現れます。
ただ、これを曲解してはいけません。

「禄分」という物質運に恵まれるからと言って、「宝くじ」は当たりません。
「宝くじ」は、ギャンブルの一種であり、あくまで「遊び」の運。
「禄分」とは異なるため、「宝くじ」の当たりやすい時期というのは、まったく別の時期。

この時期については、ブログで具体的にお話するつもりはありません。
別に意地悪でこのような事を言う訳ではなく、その時期が来たと知っていて「宝くじ」を買うと、当たらないから(笑)
こういう運は、そうと知らずにいる方が欲が出ない為、当たりやすいのです。

なので、皆様から「宝くじ運」を奪わない為にも、当たりやすい時期については内緒にしておきます(^^)

大運天中殺というのは、棚からボタ餅的に金銭運が上がる時期ではありません。
例えば、遺産などが転がり込む事などを期待したりしてはいけません。
初代運の方などが遺産を手にすると、むしろその運が崩れてしまい、せっかくの大運天中殺は陰転してしまいます。


基本的に、「禄分」とは「東」の方向から得て、「西」に蓄えられるもの。
「東」とは社会、「西」は家庭。

きちんと社会に出て働かなければ収入は得られませんし、その結果として貯蓄などができ、マイホームを建て、家族を養う事ができるのです。

専業主婦の方に「大運天中殺」があっても、現象は夫に出る、と言われます。
これも当然のことで、専業主婦は「西」にいるもの。
「東」、すなわち社会に出て働いていなければ「禄分」を得るはずもなく、唯一夫だけが「東」との接点。
だからこそ、夫を通じて間接的にしか「禄分」を手にできないのです。

「遺産」はご両親、すなわち「北」からくるもの。
これも「東」ではありませんから、本来の「禄分」とは少し違いますね。

二代目運を持っていたとしても、大運天中殺前に遺産を受け取ったりすると、非常に陽転しにくくなってしまいます。
実は大運天中殺前にすっかりお金が無くなったりすると、大運天中殺が来て一気に陽転することがあります。
その逆をやってしまう訳ですから、なかなか陽転しない、という意味が分かっていただけると思います。

中途半端にお金が入ったお財布には、新たな「財」が入り込む余地がありません。
「陽転」を狙うなら、お財布は空っぽの方が良いのです。


このように、大運天中殺で「陽転」を望む場合、本人が社会に出て働いているのが最低条件です。
男性でも女性でも、フルタイムでしっかり働いているか、自営業を営んでいる必要があります。

「大運天中殺」は単なる「金運アップのラッキータイム」ではありません。
「陽転」は社会に出て一生懸命働いている人にしか起きない現象だという事は、どうぞ覚えておいて下さいね(^^)



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