本日は、ちょっと面白い「十大主星」の比較をしてみたいと思います(^^)
同じ十大主星を同じ場所に持っていても、人によって、他人に与える印象が違う場合があります。
特に中央の胸の星は本人の心の本質を表しますから、ここが同じなら、似ていると思いがちですよね。
それがどのように違って見えるか、嵐の松本潤さんと俳優の豊川悦司さんを例に見てみましょう。
まずは、松本潤さんの陽占。
調舒星 天胡星
禄存星 貫索星 鳳閣星
天馳星 貫索星 天禄星
ご覧の通り、胸の星が貫索星。
しかも、南方にも貫索星がありますから、かなりの頑固さん。
次に、豊川悦司さん。
玉堂星 天将星
貫索星 貫索星 調舒星
天禄星 龍高星 天禄星
豊川さんも、胸の星が貫索星。
松本さんと場所は違いますが、西方にもう一つ貫索星がありますね。
実は、同じ星を二つ持つと「貫索星」を一つ追加で持つ、と考えます。
「貫索星」を二つ持っている彼らの頑固さ、自我の強さは並ではなさそうです。
さて、基本的に、彼らはマイペースで頑固。
自我心、独立心が強く、自分が納得するまで人が何と言おうと従いません。
一旦こうと決めたことは貫き通す、まっすぐで真面目な人でもあります。
芸能人らしく、調舒星という芸術家にふさわしい星も持ち、中年期に同じ天禄星をお持ちのお二人。
しかし、同じ頑固さでも、人に与える印象がずいぶん違うと思いませんか?
まず、想像してみて下さい。
彼らが、目上の誰かから、非常に理不尽な要求をされたとします。
松本さんなら、言われた瞬間、猛反発の声をあげそうですね。
それこそ、周囲の誰が止める暇も無く、誰の顔色もうかがうことなく、激しく抗議するでしょう。
これが、豊川さんなら、どうでしょう?
あの謎めいた微笑をたたえて、のらりくらりと躱す姿が目に浮かびませんか?
そうこうするうちに周囲が彼のペースに呑み込まれて、結局、豊川さんは理不尽な要求を受け流してしまいそうですよね。
同じような頑固さを持っているはずのお二人でも、その表現の仕方がこうも違うのは何故か?
この違いは、実は「貫索星」が入っている「器」の違いにあるのです。
お二人の陰占を見てみましょう。
まず、松本さんから。
庚 庚 癸
午 寅 申 亥 子
未 甲 庚 壬 丑
彼は日干「庚(こうきん)」の人で、「貫索星」は月柱の「庚」の器に入っています。
「庚」の器は“鋭剛”であると言われます。
スピードが速く、鋭く固く、非常に激しい性質。
闘う時は単独のゲリラ戦となり、スピードを緩める事が出来ない為、無理をします。
このような器に入っている為、彼が頑固さを表に出すときは、かなり攻撃的で、強引な一面も。
若い時分は特に抑えが効かずに相手を傷つけてしまうため、敵を多く作りがちです。
彼は申月の秋生まれで、攻撃力はさらにアップしますね。
ただ、ここまで来ると彼の激しさ、一途さは独特の雰囲気を作り出し、人を惹きつける要因にもなります。
それでは、豊川さんの陰占を見てみましょう。
乙 癸 壬
子 卯 卯 寅 辰
丑 乙 乙 丙 巳
彼は日干「乙(おつぼく)」の人で、「貫索星」は月柱の「乙」の器に入っています。
「乙」の器は柔軟性がありますが、実に中身の見えにくい器。
和合協調性もありますから、ストレートに自分の頑固さを表に出すことで人と衝突したりはしません。
このような器に入っている為、本来はまっすぐで不器用な「貫索星」も世渡り上手な一面を持ちます。
表面は柔らかく、のらりくらりと順応するように見えるのです。
ただ、次第に本質が見えてくると、その芯の強さ、意志の強さはきちんと分かります。
また、松本さんも豊川さんも中年期の星は同じですが、本人の本質を示す晩年期の星が真逆。
松本さんは、瞬発力は高く、スピード感はあるものの、点数としては1点しかない「天馳星」。
豊川さんは、抜群の安定感を誇る11点の「天禄星」。
松本さんは、ある意味持続力に欠けるので、じっくりと時間をかけた勝負が苦手。
しっかりその場で自己主張をしないと、自我を通すことが難しいかもしれません
豊川さんは、のらりくらりとしていても、時間をかければ自分の意志の強さは相手に伝わります。
結局じりじりと押されて折れるのは、相手の方でしょう。
だからこそ、無理をする事も、激しい自己主張も必要なく、どんと構えていれば自我は自然に通るのです。
このように、ただ陽占に表出した星を見るだけでなく、どのような器に入っているかまで分かるようになると、その人の個性をより深く知ることができるようになります(^^)
十大主星は一通り理解できた、という方は、ぜひ「器」の性質による違いも理解できるよう、お勉強を進めてみて下さいね(^^)
【玉陽庵ホームページはこちら】
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gyokuyou-an/
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gyokuyouan@gmail.com
同じ十大主星を同じ場所に持っていても、人によって、他人に与える印象が違う場合があります。
特に中央の胸の星は本人の心の本質を表しますから、ここが同じなら、似ていると思いがちですよね。
それがどのように違って見えるか、嵐の松本潤さんと俳優の豊川悦司さんを例に見てみましょう。
まずは、松本潤さんの陽占。
調舒星 天胡星
禄存星 貫索星 鳳閣星
天馳星 貫索星 天禄星
ご覧の通り、胸の星が貫索星。
しかも、南方にも貫索星がありますから、かなりの頑固さん。
次に、豊川悦司さん。
玉堂星 天将星
貫索星 貫索星 調舒星
天禄星 龍高星 天禄星
豊川さんも、胸の星が貫索星。
松本さんと場所は違いますが、西方にもう一つ貫索星がありますね。
実は、同じ星を二つ持つと「貫索星」を一つ追加で持つ、と考えます。
「貫索星」を二つ持っている彼らの頑固さ、自我の強さは並ではなさそうです。
さて、基本的に、彼らはマイペースで頑固。
自我心、独立心が強く、自分が納得するまで人が何と言おうと従いません。
一旦こうと決めたことは貫き通す、まっすぐで真面目な人でもあります。
芸能人らしく、調舒星という芸術家にふさわしい星も持ち、中年期に同じ天禄星をお持ちのお二人。
しかし、同じ頑固さでも、人に与える印象がずいぶん違うと思いませんか?
まず、想像してみて下さい。
彼らが、目上の誰かから、非常に理不尽な要求をされたとします。
松本さんなら、言われた瞬間、猛反発の声をあげそうですね。
それこそ、周囲の誰が止める暇も無く、誰の顔色もうかがうことなく、激しく抗議するでしょう。
これが、豊川さんなら、どうでしょう?
あの謎めいた微笑をたたえて、のらりくらりと躱す姿が目に浮かびませんか?
そうこうするうちに周囲が彼のペースに呑み込まれて、結局、豊川さんは理不尽な要求を受け流してしまいそうですよね。
同じような頑固さを持っているはずのお二人でも、その表現の仕方がこうも違うのは何故か?
この違いは、実は「貫索星」が入っている「器」の違いにあるのです。
お二人の陰占を見てみましょう。
まず、松本さんから。
庚 庚 癸
午 寅 申 亥 子
未 甲 庚 壬 丑
彼は日干「庚(こうきん)」の人で、「貫索星」は月柱の「庚」の器に入っています。
「庚」の器は“鋭剛”であると言われます。
スピードが速く、鋭く固く、非常に激しい性質。
闘う時は単独のゲリラ戦となり、スピードを緩める事が出来ない為、無理をします。
このような器に入っている為、彼が頑固さを表に出すときは、かなり攻撃的で、強引な一面も。
若い時分は特に抑えが効かずに相手を傷つけてしまうため、敵を多く作りがちです。
彼は申月の秋生まれで、攻撃力はさらにアップしますね。
ただ、ここまで来ると彼の激しさ、一途さは独特の雰囲気を作り出し、人を惹きつける要因にもなります。
それでは、豊川さんの陰占を見てみましょう。
乙 癸 壬
子 卯 卯 寅 辰
丑 乙 乙 丙 巳
彼は日干「乙(おつぼく)」の人で、「貫索星」は月柱の「乙」の器に入っています。
「乙」の器は柔軟性がありますが、実に中身の見えにくい器。
和合協調性もありますから、ストレートに自分の頑固さを表に出すことで人と衝突したりはしません。
このような器に入っている為、本来はまっすぐで不器用な「貫索星」も世渡り上手な一面を持ちます。
表面は柔らかく、のらりくらりと順応するように見えるのです。
ただ、次第に本質が見えてくると、その芯の強さ、意志の強さはきちんと分かります。
また、松本さんも豊川さんも中年期の星は同じですが、本人の本質を示す晩年期の星が真逆。
松本さんは、瞬発力は高く、スピード感はあるものの、点数としては1点しかない「天馳星」。
豊川さんは、抜群の安定感を誇る11点の「天禄星」。
松本さんは、ある意味持続力に欠けるので、じっくりと時間をかけた勝負が苦手。
しっかりその場で自己主張をしないと、自我を通すことが難しいかもしれません
豊川さんは、のらりくらりとしていても、時間をかければ自分の意志の強さは相手に伝わります。
結局じりじりと押されて折れるのは、相手の方でしょう。
だからこそ、無理をする事も、激しい自己主張も必要なく、どんと構えていれば自我は自然に通るのです。
このように、ただ陽占に表出した星を見るだけでなく、どのような器に入っているかまで分かるようになると、その人の個性をより深く知ることができるようになります(^^)
十大主星は一通り理解できた、という方は、ぜひ「器」の性質による違いも理解できるよう、お勉強を進めてみて下さいね(^^)
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