年々、ゆきの年が気になって仕方が無くなる。
13、14才だと告げると
じゃぁ、も~ねぇ。。。(そう冷たい言い方では無いが
そう言う方々のこれまでの経験上、イヌは10才を
過ぎての淘汰は大往生、と思われて居る様だ)
或いは、まだまだ、後2~3年は頑張って貰わなきゃ、
と言う方々も。。。
他の飼い主さん方は解らないが
自分の場合、毎日がカウントダウンの生活になって居るのは
一つには、中型犬の平均寿命より
永らえさせたい、と強く思うからの様に気付く。
長生きをすれば、即ちその子に取り
平穏で楽しいか、と言えばそうでない側面も有ろう。
或意味、QOLの保たれた長生き、が本当に理想だ。
ヒトと相違しきちんとした、平均寿命等
解らないが、それでも長く生きてくれるという事は
イコール自分のステイタスの様な間違った、危ない考えが
ゆき飼い主の頭の中には有るらしい。。。
18才、良く頑張ったわね、20才、大往生じゃないの、
と。。。何だか此処へ来ても自分の手柄の様
感じるのかも知れない。
それはその子等其々の生命力、犬種、DNA、に因る、
そしてもう運命としか言えないのだろうが。
小中大型で、大凡の平均的な寿命も変わるだろうが
麻布大では、3~4年程前には一応11才、と定めて居たらしい。
昨年は少し上がり13才となって居た。
それも大型であれ、小型であれ同じ様な話の様。
であるからか、此処最近では言われなくなったが
ゆきちゃんは平均寿命を超えて---と。。。
だから?と問い返したい思いを何度も飲み込んだのだが。
自分のイヌに長生きして貰う事が
一種の、何というか生き甲斐にならぬ様にしなければいけない。。。
これは早死は悪、長生きが善と誤った認識に
なり兼ねない。
5才でこの世から去った、あのGR「勝利の女神」ニケの様
何を以てしても、病魔の進行が早く
どうし様も無い事も多々有る。
今年の1月には17才になった(はず)コロ兄は、
加齢に伴うあらゆる変性は見受けられるも
内臓の何処にも怪しい部分も無く、ヨタヨタ乍らも
散歩へ行き、旺盛の食欲で元気だ。。。
そういう子も居る。。。
ゆきは10才頃まで、年よりも若く見えた様だ。
それでも内臓は年相応かそれ以上に傷んで居たらしいが。
しかし此処最近では
年より老けて見られる事が増えた。。。
「長生き」が良いワケではけして無い。
場合に因っては飼い主の苦渋の決断が必須の場合も
あろう。
それでも誰も。。。自分の子と早く別れたい、
等と思う飼い主は皆無だ。
ゆきに、一秒でも楽しく過ごして欲しい。。。
美味しく食事が摂れ、散歩へ出られ。。。
飼い主が頭痛いだ、目眩がするだ、と言って居る
場合では無い。。。