2016年も早くも最初の1ヶ月が終わりました。
予想はしていましたが、昨年から引き続き、密度の高い、あっという間の1ヶ月でした。
講演会は8回ありました。川崎地域エネルギー市民協議会以外は「電力自由化」の話。
その川崎でも、「電力自由化」の話は1月31日(日)に、原発ゼロ市民共同川崎発電所の企画で100人以上を前にやりました。
平均週2回ペースになってきて、その間を縫って、それぞれの資料作りをやりますので、かなり時間は「密」です。
でもこれは本業ではありません。
本業は発電所建設と電力小売の実現。
発電所建設の方は、山梨の北杜市大泉の発電所について、昨年末に西武信金からの融資を受けることができました。
今年に入って、大雪の1月19日に現場確認、いよいよ建設に向かって動き出しました。
それが冒頭写真です。雪で白いので、日当たりの良さがわかると思います。
ここに、114kWの発電パネルが並ぶことになります。
運転開始は4月5日の予定です。
次に動き出すのは千葉匝瑳市でのソーラーシェアリング。
今週中に城南信金との相談を行う予定です。
また、金利がマイナス金利になってきましたので、銀行に余分!のお金を預けている人のために、イージパワーの第2次社債(少人数私募債)の発行を検討し始めました。
千葉のソーラーシェアリングには、こういう市民のお金ももっとたくさん投入出来たら良いなあと。
ここがソーラーシェアリング予定地
向こうに、すでに出来上がっているソーラーシェアリングが見えますね。
そして、電力小売。
去年の暮れから今年初めにかけて3回のパブコメがありました。
電力の小売営業に関する指針(1月5日締め切り)
適正な電力取引についての指針(1月18日締め切り)
小売全面自由化に向けたFIT制度の見直しについて(1月29日締め切り)
次々に仕組みが変えられ、「ルール」が作られていることがわかると思います。
上の二つの指針は「電力取引監視等委員会」がつくったもの。
小売営業指針では「電源の内訳表示」が望ましいとされたが義務化まではされず、ドイツはじめ世界各国から遅れたものになりました。
それでも、全く表示が消されてしまいそうだった一時期に比べると随分前進、監視等委員会は頑張ったとも言えます。
適正取引の指針では、セット売りが問題にされています。
ただ、それでも認められてしまったことは残念です。
本来、それでなくとも仕組みが複雑な電力販売に「セット売り」をくっつけて料金の内訳が理解できないようなものにされる恐れがあり、禁止すべきものだと私は主張しています。
そのセット売りをする電力小売(もしくは代理店=この区別があまりわからないところも問題)の電気は、基本的に「東京電力」の電気であると思って良いです。
つまり、東京電力は嫌だからドコモに飛びついた人は、結局値段は安く見えるが東京電力を買わされているのです。
これはauもソフトバンクも同じ。
「脱東電」したと思ったら、カバンの中から東電が出てくる・・といった趣向です。
再生可能エネルギーは、この電力小売全面自由化に先立つ2014年12月から、送電系統への「接続可能量」という事実上の接続制限によって、伸びをストップされています。
再エネを多くの消費者が買いたくても買えない状況が作られているのです。
でも、その状況に風穴をあけるべく、深く静かに準備をしていることもあります。
そんなこんなで、1月も元旦以後はブログが書けずに終わってしまいました。
でも、1月初めには、某季刊誌の企画で電力自由化について約2万字の原稿を書きました。
これもそのうち、皆様のお役に立てると思います。
2月10日 ピースボートにて
2月13日 狛江えねこまにて
2月15日 三軒茶屋にて「えねぱそどうなる」と題し
2月20日 練馬元気力発電所にて
2月21日 小川町にてシンポジウム
2月26日 市民電力連絡会の2周年記念集会にて
これらとは別に、某企業にて研修会を4回行います。
うーむ、相変わらず忙しい。
それぞれ、おー近く!と思われる方はウェブ上で情報探してくださいね。
予想はしていましたが、昨年から引き続き、密度の高い、あっという間の1ヶ月でした。
講演会は8回ありました。川崎地域エネルギー市民協議会以外は「電力自由化」の話。
その川崎でも、「電力自由化」の話は1月31日(日)に、原発ゼロ市民共同川崎発電所の企画で100人以上を前にやりました。
平均週2回ペースになってきて、その間を縫って、それぞれの資料作りをやりますので、かなり時間は「密」です。
でもこれは本業ではありません。
本業は発電所建設と電力小売の実現。
発電所建設の方は、山梨の北杜市大泉の発電所について、昨年末に西武信金からの融資を受けることができました。
今年に入って、大雪の1月19日に現場確認、いよいよ建設に向かって動き出しました。
それが冒頭写真です。雪で白いので、日当たりの良さがわかると思います。
ここに、114kWの発電パネルが並ぶことになります。
運転開始は4月5日の予定です。
次に動き出すのは千葉匝瑳市でのソーラーシェアリング。
今週中に城南信金との相談を行う予定です。
また、金利がマイナス金利になってきましたので、銀行に余分!のお金を預けている人のために、イージパワーの第2次社債(少人数私募債)の発行を検討し始めました。
千葉のソーラーシェアリングには、こういう市民のお金ももっとたくさん投入出来たら良いなあと。
ここがソーラーシェアリング予定地
向こうに、すでに出来上がっているソーラーシェアリングが見えますね。
そして、電力小売。
去年の暮れから今年初めにかけて3回のパブコメがありました。
電力の小売営業に関する指針(1月5日締め切り)
適正な電力取引についての指針(1月18日締め切り)
小売全面自由化に向けたFIT制度の見直しについて(1月29日締め切り)
次々に仕組みが変えられ、「ルール」が作られていることがわかると思います。
上の二つの指針は「電力取引監視等委員会」がつくったもの。
小売営業指針では「電源の内訳表示」が望ましいとされたが義務化まではされず、ドイツはじめ世界各国から遅れたものになりました。
それでも、全く表示が消されてしまいそうだった一時期に比べると随分前進、監視等委員会は頑張ったとも言えます。
適正取引の指針では、セット売りが問題にされています。
ただ、それでも認められてしまったことは残念です。
本来、それでなくとも仕組みが複雑な電力販売に「セット売り」をくっつけて料金の内訳が理解できないようなものにされる恐れがあり、禁止すべきものだと私は主張しています。
そのセット売りをする電力小売(もしくは代理店=この区別があまりわからないところも問題)の電気は、基本的に「東京電力」の電気であると思って良いです。
つまり、東京電力は嫌だからドコモに飛びついた人は、結局値段は安く見えるが東京電力を買わされているのです。
これはauもソフトバンクも同じ。
「脱東電」したと思ったら、カバンの中から東電が出てくる・・といった趣向です。
再生可能エネルギーは、この電力小売全面自由化に先立つ2014年12月から、送電系統への「接続可能量」という事実上の接続制限によって、伸びをストップされています。
再エネを多くの消費者が買いたくても買えない状況が作られているのです。
でも、その状況に風穴をあけるべく、深く静かに準備をしていることもあります。
そんなこんなで、1月も元旦以後はブログが書けずに終わってしまいました。
でも、1月初めには、某季刊誌の企画で電力自由化について約2万字の原稿を書きました。
これもそのうち、皆様のお役に立てると思います。
2月10日 ピースボートにて
2月13日 狛江えねこまにて
2月15日 三軒茶屋にて「えねぱそどうなる」と題し
2月20日 練馬元気力発電所にて
2月21日 小川町にてシンポジウム
2月26日 市民電力連絡会の2周年記念集会にて
これらとは別に、某企業にて研修会を4回行います。
うーむ、相変わらず忙しい。
それぞれ、おー近く!と思われる方はウェブ上で情報探してくださいね。
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