竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

緑茶会セミナー第4回「再生可能エネルギーと地域の自立」

2014年11月11日 | 緑茶会
いよいよ明日の夜です。
緑茶会セミナー第4回を開催します。

11月12日(水)再生可能エネルギーと地域の自立(脱原発と「地域再生」)
講師:竹村英明(市民電力連絡会会長/エナジーグリーン㈱副社長)

日本は再生可能エネルギーで、エネルギーの大部分をまかなえるほどの再生可能エネルギー資源を持っています。
それを、ちゃんと開発利用するならば、250兆円を超える経済効果があるのです。
ところが、「原発推進勢力」をはじめ、再生可能エネルギーを邪魔する力が日本には強い。
日本では電力インフラの、ほぼすべてを「この勢力」が握っており、再生可能エネルギーをなかなか送電線につながせません。
メガソーラーの系統(送電線)連系保留問題がクローズアップされているが、その以前に風力発電がほぼシャットアウトされています。

じつは、そんな状態を変えようとする動きが「電力システム改革」なのです。
その主眼は、電力インフラを、電力会社の利害から切り離し、誰でも共通に使えるインフラに変えること。
でも当然、それは電力会社から「力」を奪うことになります。
だから、政府は(これは安倍政権という意味ではなく、経産省のことだ)本気なのか・・ポーズだけなのか・・わかりません。
たぶん、五分五分でしょう。

しかし、電力システム改革を引き寄せる道は、政府にだけあるのではないのです。
再生可能エネルギーの資源は、日本中に分散しています。
いやむしろ、地方にこそふんだんにあります。
各地域が、その資源を掘り起こす気になれば良いのです。

地域の資源掘り起こしの担い手は、その地域に根ざす「市民」です。
そこに、これからの政策不安定な数年間、FITがどうなろうと、電力システム改革が遅れようと、進める道があるのです。
自治体と市民の「コラボ」という新しいスタイルを創造すれば・・。
明日は、その話をしましょう。

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【日時】11月12日(水)18:30開場/19:00スタート/20:30終了予定
【テーマ】再生可能エネルギーと地域の自立(脱原発と「地域再生」)
【講師】竹村英明(市民電力連絡会会長/エナジーグリーン㈱副社長)
【場所】東京・生活者ネットワーク会議室 [JR 大久保駅・新大久保駅 または 地下鉄 東新宿駅]
    (新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル4階)
    地図はこちら:http://www.seikatsusha.me/4872-2/
    会場のビルの入り口が19:00で閉まってしまうので、19:00までにご入場ください。
    もし遅れて入れなくなったときは、東京生活者ネット03-3200-9189まで電話して、カギを開けてもらってください。
【参加費】1000円
【主催】緑茶会(脱原発政治連盟)
【お申し込み】下記のいずれかで承ります。
・フォーム https://ssl.form-mailer.jp/fms/fba29cdb319313
・メール ryokuchakai@gmail.com
・FAX:03-5369-7970 

冒頭の写真は、調布まちなか発電の分散型発電所の一つ。
以下の写真は、その発電所を視察する「市民電力連絡会」のツアー。




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