
みなさん、あけましておめでとうございます。
12月29日に長いブログを書きまして、暮れの忙しい時期に大変ご迷惑をおかけしたかと思います。
しかし、1日に500PC、アクセス数としては1日に千件近い訪問を受けました。
いろいろな方に読んでいただけてありがとうございます。
その後の経過として、年末の「未来」の分裂で「生活の党」が誕生し、政党要件はこちらに継承されました。
「未来」は政党要件を失い、今年の政党助成金も受けられないことになりました。
政党助成金よりも大変なのは、今年夏の参議院選挙に候補者を出そうとした場合、10人の候補者を立てないと政党として認められないということです。
政党と認められなければ、公選放送、選挙公報、あるいはマスコミでの発言の場などで確実に不利になるでしょう。
この1月から、政党要件を失った「未来」嘉田代表は、マスコミ上からも消されるのでは・・。
参議院比例区で10人とすると、供託金は6000万円となります。
逆に「未来」の誕生でいったん消えた「みどりの風」が、亀井静香さんを仲間にむかえて「国会議員5人」という政党要件を満たしました。
「みどりの風」は参議院議員4人が中心の政党ですから、そのまま「みどりの風」として候補者擁立を進める可能性大です。
「未来」が存在し続ける意味は、「脱原発の大合流」の立場からすると、逆に少なくなりました。
「みどりの風」「生活の党」が候補者を擁立する上に、「緑の党」も今夏の参議院選が候補者を出します。
選挙区選挙でそれらが乱立することは絶対に避けたいですし、4つになると、その上に社民党、共産党もありますし、「みんなの党」も「維新の党」もありますから、比例区選挙でも相当に票が割れます。
それなら「未来」は独自に頑張るより、「みどり」や「緑」に合流する方が良いということになります。
今回の分裂劇で「生活の党」と嘉田さんたちは、かなり肌合いが違うのだなと思いましたし、「みどりの風」にもそういう感覚があったのだろうと思います。
したがって、「生活の党」と「みどり」や「緑」や「未来」は、もう一緒にはやれないかも知れません。
というようなことを考えながら新年を迎えました。
皆さんの考えもぜひ聞かせて下さい。
原発推進を鮮明にした自民党政権に対しても、ともかくもアタックをしていかないといけません。
原発に関しては、閣僚によって言うことが違っています。
安倍総理は原発新増設を口にしています。
しかし、茂木経産大臣は「すでに認可されている」増設は認めるが、新設に関しては(おそらく「認可申請」の段階で)原子力規制委員会の活断層評価などをクリアできれば認められるという言い方。
少し慎重な物言いに感じられる。というのも、この茂木さんが、原子力規制の法案審議のさい、環境省傘下の委員会だった原子力規制委員会を、より独立性の高い三条委員会にするという「自民党修正案」を出した張本人だからです。
私たち市民も、それを支持し、原子力規制委員会はときの政権から独立した権限を持つということになりました。
それを主張した当の本人が、その独立性を無視するということはできないだろう・・ということです。
原発推進の権化である甘利明氏は経済再生担当相で社会制度改革の担当者になりました。
税制改革との一体改革のための三党合意を守り、改革案をまとめる役。
もしかしたら、当分は原発推進の原動力にはなれないかも知れません。
しかしもう1人の権化「細田博之」は幹事長代行。
かつての官房長官経験者が、石破幹事長のお目付役となりました。
これは、安倍総理の次をねらっている石破氏に勝手にはさせないという人事なのだそうで、重要な役割です。
つまり二人の権化が、裏で暗躍するということは逆になくなったとも言えます。
安倍総理ですら、原発を最終的にどうするかは「3年をメドに」ベストなエネルギー政策を策定すると言っているだけで、明日からすべて全開で原発推進とはじつは言っていません。
自民党だからと放置するのではなく、またあきらめるのでもなく、「対話」は求めなければと思います。
で、当面の今年の課題は「陣地の構築」かなと思います。
昨年の総選挙での「脱原発勢力の大敗」(大敗ですよ!)は、陣地もできていなかったことにあると思うからです。
まず生活基盤です。
3.11後、それまでの仕事をやめてしまって、食うや食わずの1年9ヶ月を生きてきている人もいます。
一方で、選挙の準備のための運動を含め、政府(原子力ムラ)の繰り出す攻撃を察知し反撃すること、脱原発市民の情報媒体(市民メディア)の必要性などなど、なすべき仕事は多い。それなら、それを仕事にしませんか?そのために、市民が投資、出資をしませんか?と思う。
次に市民の政策提案基盤。
3.11のあと、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)ができて、民主党内閣が繰り出すことに対して、ある程度の対案を発信できてきました。
でも実際に担う人そのものはだんだん少なくなり、全体の参加者と専門チームの間にずいぶん溝ができてしまったのではないか?
もしかしたら、政治スクール的なものが必要で、人材を育てることもして行かなければいけないのかも。
そして政治、とりわけ選挙に向けての取組み基盤です。
「未来」であろうと「緑」であろうと「みどりの風」「生活の党」であろうと、私たちが単一のどこかと組むということではなく、個別の選挙区や、場合によって比例選挙であっても、市民の支持するところに資金を提供できたり、まとめて人員を送ることができたりするような基盤です。
わたしは、まえのブログでも、これを「脱原発政治連盟」と表現しています。
あまりに生々しくて、この名前が良いかどうかわかりません。
これだけではないかも知れません。
いつも、何かがあると学者や芸能人など著名人をさがしコンタクトしようとなるのですが、それも、それこそ「脱原発プロダクション」のような形でできると良いですね。
同じように、生協など消費者団体との総合窓口とか、労働組合との総合窓口、地方自治体や首長ネットワークとの連携窓口などなど、いろいろ考えられますよね。
なにやら「ネットワーク」ではなくて、限りなく「組織」というものに近いじゃないかという反発が出るかも知れませんが、「陣地の構築」にはこれらの「機能」が必要だと思います。
ちなみに我が家は何十年来「大地を守る会」の会員で、お正月はいつも大地のおせちセットを切って並べるだけ。
トップの写真がそれ。
地味に見えますが、イクラあり数の子ありブリあり・・、どぎつい色がないのです。
安全はもちろんですが、美味しいですよ。
12月29日に長いブログを書きまして、暮れの忙しい時期に大変ご迷惑をおかけしたかと思います。
しかし、1日に500PC、アクセス数としては1日に千件近い訪問を受けました。
いろいろな方に読んでいただけてありがとうございます。
その後の経過として、年末の「未来」の分裂で「生活の党」が誕生し、政党要件はこちらに継承されました。
「未来」は政党要件を失い、今年の政党助成金も受けられないことになりました。
政党助成金よりも大変なのは、今年夏の参議院選挙に候補者を出そうとした場合、10人の候補者を立てないと政党として認められないということです。
政党と認められなければ、公選放送、選挙公報、あるいはマスコミでの発言の場などで確実に不利になるでしょう。
この1月から、政党要件を失った「未来」嘉田代表は、マスコミ上からも消されるのでは・・。
参議院比例区で10人とすると、供託金は6000万円となります。
逆に「未来」の誕生でいったん消えた「みどりの風」が、亀井静香さんを仲間にむかえて「国会議員5人」という政党要件を満たしました。
「みどりの風」は参議院議員4人が中心の政党ですから、そのまま「みどりの風」として候補者擁立を進める可能性大です。
「未来」が存在し続ける意味は、「脱原発の大合流」の立場からすると、逆に少なくなりました。
「みどりの風」「生活の党」が候補者を擁立する上に、「緑の党」も今夏の参議院選が候補者を出します。
選挙区選挙でそれらが乱立することは絶対に避けたいですし、4つになると、その上に社民党、共産党もありますし、「みんなの党」も「維新の党」もありますから、比例区選挙でも相当に票が割れます。
それなら「未来」は独自に頑張るより、「みどり」や「緑」に合流する方が良いということになります。
今回の分裂劇で「生活の党」と嘉田さんたちは、かなり肌合いが違うのだなと思いましたし、「みどりの風」にもそういう感覚があったのだろうと思います。
したがって、「生活の党」と「みどり」や「緑」や「未来」は、もう一緒にはやれないかも知れません。
というようなことを考えながら新年を迎えました。
皆さんの考えもぜひ聞かせて下さい。
原発推進を鮮明にした自民党政権に対しても、ともかくもアタックをしていかないといけません。
原発に関しては、閣僚によって言うことが違っています。
安倍総理は原発新増設を口にしています。
しかし、茂木経産大臣は「すでに認可されている」増設は認めるが、新設に関しては(おそらく「認可申請」の段階で)原子力規制委員会の活断層評価などをクリアできれば認められるという言い方。
少し慎重な物言いに感じられる。というのも、この茂木さんが、原子力規制の法案審議のさい、環境省傘下の委員会だった原子力規制委員会を、より独立性の高い三条委員会にするという「自民党修正案」を出した張本人だからです。
私たち市民も、それを支持し、原子力規制委員会はときの政権から独立した権限を持つということになりました。
それを主張した当の本人が、その独立性を無視するということはできないだろう・・ということです。
原発推進の権化である甘利明氏は経済再生担当相で社会制度改革の担当者になりました。
税制改革との一体改革のための三党合意を守り、改革案をまとめる役。
もしかしたら、当分は原発推進の原動力にはなれないかも知れません。
しかしもう1人の権化「細田博之」は幹事長代行。
かつての官房長官経験者が、石破幹事長のお目付役となりました。
これは、安倍総理の次をねらっている石破氏に勝手にはさせないという人事なのだそうで、重要な役割です。
つまり二人の権化が、裏で暗躍するということは逆になくなったとも言えます。
安倍総理ですら、原発を最終的にどうするかは「3年をメドに」ベストなエネルギー政策を策定すると言っているだけで、明日からすべて全開で原発推進とはじつは言っていません。
自民党だからと放置するのではなく、またあきらめるのでもなく、「対話」は求めなければと思います。
で、当面の今年の課題は「陣地の構築」かなと思います。
昨年の総選挙での「脱原発勢力の大敗」(大敗ですよ!)は、陣地もできていなかったことにあると思うからです。
まず生活基盤です。
3.11後、それまでの仕事をやめてしまって、食うや食わずの1年9ヶ月を生きてきている人もいます。
一方で、選挙の準備のための運動を含め、政府(原子力ムラ)の繰り出す攻撃を察知し反撃すること、脱原発市民の情報媒体(市民メディア)の必要性などなど、なすべき仕事は多い。それなら、それを仕事にしませんか?そのために、市民が投資、出資をしませんか?と思う。
次に市民の政策提案基盤。
3.11のあと、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)ができて、民主党内閣が繰り出すことに対して、ある程度の対案を発信できてきました。
でも実際に担う人そのものはだんだん少なくなり、全体の参加者と専門チームの間にずいぶん溝ができてしまったのではないか?
もしかしたら、政治スクール的なものが必要で、人材を育てることもして行かなければいけないのかも。
そして政治、とりわけ選挙に向けての取組み基盤です。
「未来」であろうと「緑」であろうと「みどりの風」「生活の党」であろうと、私たちが単一のどこかと組むということではなく、個別の選挙区や、場合によって比例選挙であっても、市民の支持するところに資金を提供できたり、まとめて人員を送ることができたりするような基盤です。
わたしは、まえのブログでも、これを「脱原発政治連盟」と表現しています。
あまりに生々しくて、この名前が良いかどうかわかりません。
これだけではないかも知れません。
いつも、何かがあると学者や芸能人など著名人をさがしコンタクトしようとなるのですが、それも、それこそ「脱原発プロダクション」のような形でできると良いですね。
同じように、生協など消費者団体との総合窓口とか、労働組合との総合窓口、地方自治体や首長ネットワークとの連携窓口などなど、いろいろ考えられますよね。
なにやら「ネットワーク」ではなくて、限りなく「組織」というものに近いじゃないかという反発が出るかも知れませんが、「陣地の構築」にはこれらの「機能」が必要だと思います。
ちなみに我が家は何十年来「大地を守る会」の会員で、お正月はいつも大地のおせちセットを切って並べるだけ。
トップの写真がそれ。
地味に見えますが、イクラあり数の子ありブリあり・・、どぎつい色がないのです。
安全はもちろんですが、美味しいですよ。
拉致容認外患誘致殺人売国亡国憲法。
もっとも、それもいよいよ虫の息。
捨民党わずか2議席という雄弁な事実が、すべてを物語る。
捨民党の解散、そしてマッカーサー憲法の廃棄に向け、今年は輝かしい躍進の年となります。