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久々にイオンシネマへ出かけました。
イオンのシネマメイトなので、10回観る度に無料のチケットが
1枚もらえます。今年になってもう20本以上観ているので、
2回目の無料のチケットをもらっていたんですが、10月末までの
期限だったので、急いで今日出かけたというわけです。
今日はツノ坊のリクエストで、「春の雪」を観ました。
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映像はとってもきれいでした。特に奈良のお寺の映像はすばらしい。
たださすが三島由紀夫の作品だけに、「重い」。
侯爵家の子息、松枝清顕(妻夫木聡)の伯爵家の令嬢である綾倉
聡子(竹内結子)への態度があまりにも煮えきらず、イライラ
しちゃいました。
結局その煮えきらなさが聡子に大きな犠牲を強いることになる。
でもそのことに一切文句を言わず、ひたすら清顕への愛に応える
聡子。えらいな~
大正時代の上流階級の豪華な生活、洋風と和風がごっちゃに
混じった生活スタイルなど、ヘーェと興味深かったです。
それにしても、原作が重い上に、清顕の煮えきらなさ、その上
150分という長い上映時間、観終った時、ズーンと疲れました。
でも決して悪評という意味ではありませんので、誤解無きよう。
段々邦画が好きになってきます。
この映画の監督している行定勲は、日本で一番乗っている監督のひとりです。「GO」で数々の賞を取った後に、あの下らない小説「セカチュー」の映画化を引き受けて、どうなるのかと心配したけれど、見事に換骨奪胎して素晴らしく美しい映画に作り変えたのには驚きました。
竹内結子ちゃん好きだったけど、中村ナントカというUGLYな男に落とされたので幻滅です。
映画館に行こうかなあ?!
でも、多分、中国のコピーDVDで見てしまうかも。
映像がきれいなので、この映画は映画館で観ることをお勧めします。