頼もしいチカラ

今週は、何度か『頼もしいチカラ』を感じる場面がありました。


まずひとつめ。
先週、ある『i機』の開発の今後の進め方について、担当の入社９年目の
技術のＹくんに私から声を掛けて、話し合ったんですが、その話し合いを
受け、今度は、Ｙくんが自分の考えを整理したり、仲間にもアドバイスを
もらったりして、

　「先日の件ですが・・・」

とＹくんの方から練り直した自分の構想を持ちかけてきてくれました。

最近、機械の開発にこそ、ＩＳＯＷＡらしさ、ＩＳＯＷＡの理念が不可欠
だと思うようになり、Ｙくんの開発についても、それとの整合性、一貫性を
求めたんだけど、それをしっかり理解してくれて、納得できるプランを
提示してくれた。

それを元に、さらに話し合えたけど、こういう提案を若いエンジニアから、
それも自ら私の席にやって来て、聞かせてもらえるっていうのは、本当に
頼もしく感じました。

　頼んだぞ、Ｙくん！


ふたつめ。
あるお客様から情報を頂いたので、早速、私の高校時代の同級生で大学教授の
Ｎくんを訪ねて、専門家の意見を聞くことにしました。

これもまったく新しい技術なので、社内で若手のメンバーを選んで、彼らに
可能性を考えてもらおうと、Ｎくん、Ｓさん、Ｓくんの２０代３名と一緒に
出掛けました。

大学で先生たちとの話し合いが始まってみると、この３名が訪問までのほんの
数日の間に、集まって、その技術について話し合い、先生たちとの面談で
確認すべきことをしっかりまとめてくれていたことが分かりました。

もちろんこの３人、上司が、「彼なら」「彼女なら」と指名したメンバーで
すが、やらされ感は一切無く、それどころか、指名されたことに生きがいを
感じて、堂々と先生たちと渡り合っています。

従来の技術とはまた違った分野の話ですが、学生時代に勉強した知識を活かし、
私は聞いたこともないような専門用語を駆使して、先生たちと議論する姿。
会社で見るのとはまた別の姿で、これまたとても頼もしかった。



今日も、早速話し合いしてたので、こっそり撮りました　笑

と思っていたら、

　「社長、ごめんなさい、見ちゃいました・・・」

アチャ～　


みっつめ。
これまた新しいチャレンジである進行中のあるプロジェクトで、想定外の
結果がでました。ここでいう『想定外』とは悪い方向での『想定外』でした。
ただ決して大問題っていうものじゃなく、そういう意味では『想定内』。
（一体どっちなんでしょう　笑）

これに対して、このプロジェクトの中のベテランのＳくんが、先回り、
先回りに、かつとてもスピーディーに新しい対応を取ってくれたんです。
これに社外パートナーさん、感心することしきり。
べた褒めでした。

若手だけじゃなく、ベテランだって、実に頼もしい。


これらはすべて風土改革の成果だと、私は思っています。

「業務のど真ん中で風土改革の成果を出す」と２０１０年から言い始めた
ことが、２年くらい前から形になってきています。

ＩＳＯＷＡは世界一『伸びしろのある』段ボール機械メーカーです。