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3週間の据付、調整、運転指導を終えて、新しい複合加工機が今日からスタートです。
今朝、メーカーのヤマザキマザックさん、代理店のI社のI専務など参列の中、
ISOWA御用達(?)の神主・上原(うわはら)先生に安全を祈願していただきました。
起動式でスタートボタンを押させてもらったんですが、ツールの交換速度、待機位置から
加工位置へワークが移動する速度、加工そのものの速度、切削油のピンポイント注油と
注油速度など、すべてこれまでの加工機とはひと桁違いますね。驚きました。
最後に、みんなに私からお願いしたことがあります。
ISOWAの90周年『みんきゅう』の時、『i機』という考えに至るヒントを与えて
下さった 花王の元・社長の常盤さんは:
「『作り手』と『使い手』はモノを介して一体化する」
と言います。
我々は機械メーカーなので、自らを『作り手』と定義しています。
しかし考えてみれば、今回のように工作機械を『使い手』として購入するし、一人の生活者
として段ボールの『使い手』でもあります。
『作り手』として『i機』を目指すのであれば、それを構成する一つひとつの部品を作る
工作機械は、『使い手』として『i機』と思っていなければなりません。
今日からスタートするこの工作機械だけでなく、我々の工場で使っているすべての加工機を
自信を持って『i機』と呼べるようになりましょう!
目指すは 作る機械 も 使う機械も 全機『i機』化
頑張りましょう!
安全祈願祭後、お客様との約束があったので、全員で集合写真を撮れなかったので、
お客様から戻った後、この機械を『i機』にしてくれる二人と撮影したのが、冒頭の
写真です。
中央が、4月からマイスターに任命されたHくん。
左側が、加工グループのホープのNくん。
右側は・・・ 誰でしょう? (笑)
やりがいのある機械です。
この機械がわたしのi機と言えるようにしたいです。
次世代の若者達が今よりもっと良い部品と
機械が作れるよう、この機械を活用します。
i機と宣言できるよう頑張ります。
「この機械がわたしのi機」って、いいね。
その意気でぜひNくんのi機に育てていって
ください。
おお、これぞ マイスター宣言!
頼もしい!
自らの技はさらに磨き、後輩に伝承し、
機械にHくんの魂を込めてください。
それがHくんの『i機』づくりです。