磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

いい あんばい

2015年08月14日 20時55分02秒 | 美味しさ探訪

お盆ですね~  ISOWAは休みじゃないけど・・・

全国で、そして海外でも、ISOWAビトは機械の据え付けに頑張ってくれて
います。


さてお盆と言えばおはぎ。

でも今日のお話は、おはぎみたいですが、おはぎじゃありません。
でもいい あんばいなんです。




わが家の比較的近所に、若木屋良恭という和菓子屋さんがあります。
数回、『磯輪日記』で紹介したことがあります。

ここのご店主、ずい分前に後継者と考えていた息子さんを事故で亡くして、
その後は店を拡大することなく、自分のできる範囲で、コツコツ、しかし
堅実に、美味しい味を守っています。

ご店主も、お店は自分限りと思っていらっしゃるようで、少し前から、
お店の名前を 楽庵 老木や と変えました。

若かった自分ももう歳だから・・・という意味で、若木から老木なので
しょうね。いいセンスですよね。まだまだ『若木』です!


このお店、わが社が名古屋市北区の現在の私の住んでる地にあった頃は、
磯輪鉄工所(ISOWAの旧社名です)御用達で、ご店主がまだお父さんの
元で見習いをしていたので、しょっちゅうお客様へのお土産用のお饅頭を
配達してくれていたんです。

ISOWAとは長いつながりのある名古屋の名店のひとつです。


どれも美味しいんですが、名物のひとつが冒頭の写真の品。
名前は あんばい餅 と言ってたのに、こちらはお店の名前とは反対
方向に変更したのか、最近では E・あんばい餅 と言うそうです 笑
やっぱり『若い』!

      

「和菓子の原点である小豆ともち米の味を、なるべく残した上に、
 黒胡麻黄粉をまぶしました。」

まさにこの通り! (当たり前ですね、店主がそう書いているんだから 笑)

これが実に絶妙な美味しさなんです。

      

お店厳選の小豆をぶつぶつした触感が残ったままのもち米で包み、そこに
黒ゴマの混じった、かつちょっと塩加減が利いたきな粉がまぶしてある。
美味しいお茶と一緒に食べると、家族全員が幸せになれること間違いなし。
これが1個155円って、何とお徳でしょう!
今すぐ、買うしかありません。
 (ジャパネットたかたを意識してみました 笑)

ところが買いたくても、問題があるんです。

まずはその日に食べなくちゃいけない。賞味期限は当日のみです。

それ以上に困ったことは、すぐに売れ切れちゃうんです。
この味で、この価格で、ご店主が一人でこつこつ作っているんだから、
数も限られていて、当然と言えば、当然なんですけど・・・

ま、午後に行ったら、まずありません。

たまたま何かのついでで、近くを通ったので、ふらりと立ち寄ったら、
あんばい良くありました。


久々に口にしたんですが、本当に幸せになりました。

お盆にぴったりの品です。
ぜひお試しあれ。



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