ギネス的

ジャカルタを後に、次なる目的地はシンガポール。
ただここは本来乗り継ぎのために夜着いて、朝発つだけでした。

でも少しの時間でも有効活用しようと、当地在住のSさんに、

もし都合が良ければ、一緒に朝食できませんか？

と連絡したところ、ご夫婦で我々が泊まっている空港に隣接した
ホテルに迎えに来てくれました。というのもSさんとは最初は仕事を
通じてのお付き合いでしたが、その後は家族ぐるみでお付き合い
するようになっているからです。


私のフライトの出発時間の関係で、空港のすぐ脇にあるＳさん
ご夫婦がメンバーとなっているゴルフ場のクラブハウスに連れて
行ってもらいました。ちなみにこのコースは１０年ほど前に
宮里藍選手が優勝したトーナメントコースだそうです。

常夏の地ですから、クラブハウスもコースに向かってフルオープン。
全席テラス席みたいなもんです。
目の前にお庭の様な美しいコースが広がっています。

シンガポールに来る度に、Sさんご夫婦にはいつもご当地グルメ店へ
案内頂いていますが、今回は初めて キャロットケーキ を味わう
ことができました。



キャロットケーキっていうから、デザートかと思ったら、立派な
食事のメニューで、あんみつに入っている寒天のもうひと回り
大きなダイス状の代物です。

「キャロットなのにニンジン色じゃないんですね」

と尋ねたら、

「ここで言うキャロットって大根の一種です」

そんなポヨポヨ、フニョフニョしたものの上にオムレツのような
卵がのっています。 またひとつ、未知との遭遇 を果たせました。
食べた感想は、コンニャクをさらにソフトにした様な弾力ある食感でした。
味はほんのり甘みがあるような気がしました。
お替りしました。


１時間半という短い時間でしたが、日本以外でもこうやって気の置けない
知り合いが歓迎してくれるって、本当にありがたいことだし、幸せなことです。

早朝から、スケジュールを調整して下さり、ご馳走にもなってしまいました。
Ｓさんご夫妻、本当にありがとうございました。
今度は日本でお待ちしています。



おまけ。

実は、これでバンコク、ジャカルタ、シンガポールと３日連続で
ゴルフ場のクラブハウスで食事を経験しました。
1回もプレーしないのに、３日連続で３つの国のゴルフ場へ来たって、ひょっとしたら
ギネス記録になるんじゃないかな 笑