忘れ『もの』

永年勤続者への感謝のセレモニーと合わせて、昨日の朝礼では、技能検定合格者の
表彰も行いました。

今回の合格者の検定職種は、全員機械組立仕上作業で、１級合格がＳくん、２級が
Ｙくん、Ｅくん、Ｔくんの３人です。

誰が１級合格のＳくんかは、認定書の大きさで分かっちゃいますね　笑

合格者たちは、異口同音、

「受験させてもらいありがとうございました。
合格できたのは、仕事時間中でも我々に検定に向けての練習を
させてくれたり、定時後も遅くまで我々の練習に付き合っって
指導してくれた 職場の上司や仲間のおかげです。
今後は、この技術を後輩たちに伝えていきます」

いいですね〜 ぜひ次の仲間が受験する時は、彼らが練習に専念できるよう、後輩たちの
仕事をカバーしてやってね。


話は戻って、永年勤続への感謝の気持ち。

大学新卒採用を始めた時期から判断して、まだ４０年勤続者は出ていないと思い、５０年勤続の
ことしか頭に無かったんですが、朝礼当時の夜明け前、寝ていた私に神のお告げが。

「忘れものは無いか〜？」

「忘れもの」とは「忘れ物」だと思っていたら、実は「忘れ者」だったんです。

を調査することに。

大卒に先駆けて、専門学校生の卒業生の新卒採用を始めていて、管理グループのＯさんが
４０年勤続と６０歳到達がタッチの差で「忘れ者」になっていたことにベッドの中で気付いた
んです。

しかしさすがに当日の朝では、準備が間に合いません。
やむなく、朝礼の場で、みんなの前でOさんにお詫びして、来月の朝礼でお礼のセレモニーを
開くことを約束しました。


こうしてセレモニーが終わり、やれやれ、ホッとしていたら、

「社長、申し訳ありません。
あとお二人、４０年勤続の方がいました！」

組立のＨさん、Ｓさんです。
お二人とも、ちょっと時期がずれての入社だったので、忘れ者 になっちゃったようです。

お昼休みに、お二人を探して、お詫びしました。

Oさんも含めて３名の方、申し訳ありませんが、1ヶ月お待ちください。
お詫びを伝えた時、合わせて、

「あと1ヶ月あるので、1ヶ月間 ステキなスピーチ考えておいて
くださいね」

とお願いしておきました。


長く勤めると、いろんなことがあるということを、改めて感じました 笑