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12月末の月例朝礼で永年勤続者への感謝セレモニーを実施した後、わが社の
営業技術のTくんからメールをもらいました。
> 現在の永年勤続は(60歳)定年までの社員が対象です。
> 40年勤続は高卒の人しかありえません。
> 永年勤続表彰は再雇用後も通算して対象にするのがいいと
> 思います。
> 勤続50年を創設してもいいですね。
え、そうなの!
何歳であろうと、定年後であろうが、パートタイマーになったとしても、
ISOWAに勤めていることに変わりはないから、対象者じゃなきゃおかしいよね。
ということで、今日、50年勤続のみなさんです。
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まずは、私のすぐ右が勤続51年の技術管理のHさん。
「私のISOWA歴より古い50年以上経過しても
稼動しているISOWAのマシンもあります。
私もそれらに負けないように頑張ります!」
そして50年の加工のNさん。
「今、私がここでこうして表彰してもらえるのも、
ISOWAのみなさんのやさしさと、風土の良さ
そのものです」
と大阪サービスのKさん(元・労働組合書記長)です。
Kさんには、このセレモニーのために大阪から駆け付けてくれました。
「入社した時、50年後にこんなに立派な会社になる
とは夢にも思いませんでした。みなさんの力で
もっといい会社にしていってください」
みなさんのスピーチ、感動的でした
半世紀、ISOWA一筋、ありがとうございました。
このセレモニーの企画が出た時、
「50年ですから、普通の感謝状じゃなく、クリスタルの盾に
それぞれの方への感謝の文を刻印しましょう!」
管理グループの女性陣から提案があり、その案を頂戴しましたが、とても
ゴージャスな盾でした。
これに続いて、
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業務の都合で12月朝礼に参加できなかった20年勤続の電子技術のKくん、
名古屋営業のTくん、名古屋サービスのNくんにも感謝状を。
Tくんからは涙が出るほど面白い話がありましたが、
「くれぐれもここだけにしてください」
と自分で話しておきながら、全員に向かって懇願するので、彼の定年までは『機密』
指定としておきます 笑
あ~、でも言いたいな~
ひょっとした我慢できなくなって、ポロリ・・・
お次は、
「子会社のISOWAフーパースイフトの社員は表彰して
いるなら、同じ子会社の報徳工業(岐阜県中津川市)も
対象にしなきゃ」
ここにも、50以上勤続者2名、40年以上が1名、20年以上と10年以上が
それぞれ4名。ネット中継で表彰しました。
さらに、
「ISOWAビトと同じように、ISOWAで長年苦楽を
共にしてくれている準ISOWAビトとも言うべき、
社内外注さんへも、ISOWAビトと同じように感謝
すべきだよね」
調べたところ、30年以上勤続が1名、20年以上が4名、10年以上が17名、
本社だけでなく、東京、大阪などで、多くの方が、長年にわたってISOWAと共に
歩んでくれていました。
代表して、30年のSさんにひと言挨拶してもらおうと思ったけど、社内外注さんの
表彰については、厳格なかん口令を徹底していたので、
「挨拶してください」
とお願いするわけにはいきません。
「社長が何か話したいことがあるって言ってたよ」
とでも言って、今日は絶対に休まないように工夫して、サプライズ大成功~
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Sさんは、正確に何年前から来てもらっているのか、本人も定かで無いようでしたが、
少なくとも私が入社した33年前にはすでにISOWAで働いていたから、間違い
なく30年オーバーです 笑
我われ社員にはISOWAビトというステキな呼称があるのに、『社内外注さん』
という呼び名はあまりいい響きではありませんよね。
そこで、これを機会に役員、管理職に、これまたこっそりと、
「ISOWAらしい 社外外注さんのいいネーミングを
考えてください」
とお願いしたところ、全員から案が出てきました。
その中から、数人の案をミックスして『TASUKE(助け)ビト』とすることに
しました。
ISOWAビトに対して、TASUKEビト。
リズムも一緒だし、韻も踏んでるから、なかなかイイでしょ。
TASUKEビトのみなさんには、それぞれの部署の朝礼で、感謝状と記念品を
贈呈します。
感謝が、次の感謝を呼び起こす。
感謝の連鎖。イイ感じです。
50年勤続の3名の皆さんのコメントは歴史の重みがあり
心に響きました。
私も20年後には、昨日の皆さんのようにきちんと胸を
張って、堂々と皆様からお祝いされるよう綿密な計画を立て、
コツコツ返済して行きたいと思います。
皆さんくれぐれもその日までは秘密保持お願い致します。
何事も計画的に だね 笑
なお、これ以上、無計画となった場合は、
この秘密保持契約は自動的に消滅する。
成功を祈る!
(ウ〜ん、どこかで聞いたことのある
フレーズでしょ)
私の方こそ、50年の重みのあるご挨拶を
ありがとうございました。
折に触れ、Nさんからの叱咤激励の声を
掛けて頂いたこと、本当にうれしく思って
います。
Nさんの想いと技術、我々後輩にしっかり
伝授ください。
ありがとうございます。