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昨日(21日)は本当にいろんなことがありました。
昨日のコトだけで、1週間はブログが書けるのではないかと思うほど
盛りだくさん、充実した一日でした。
まずはISOWAビトのタマゴ誕生のことを書きましたが、今日は
地震の話(?)です。
私の大学の同級生に朝日大学の経営学部長の岩崎くんがいます。
先週も一緒に福井のアイシンAW工業さんへ行きました。
その岩崎くんは、ISOWAのことを「定点観測(?)している」と
言ってくれています。ありがたいことです。
1ヶ月ほど前、彼からメールが届きました。
彼が参加している東京の学会で、懇意にしている明治大学の先生の
発表に対して、「独自の組織文化を創り上げつつある」事例として
ISOWAを挙げてコメントしたところ、その先生のお弟子さんの
Iさんから
「リーダーのファシリテーションがメンバーのチーム
意識や業績などにどのような影響を与えるかを
実際に訪問して調査お願いできませんか?」
という依頼が岩崎くん経由でありました。
調査ではISOWAビトにインタビューもしてくれるということです。
インタビューを受けると、自分の考えをアウトプットしなければ
いけません。そしてアウトプットすることで人は成長するというのが
私の持論です。お断りする理由はありません。
こうして一昨日、明治大学情報コミュニケーション研究科博士後期課程の
Iさんが来社しました。 自称『ISOWAの定点観測者』の岩崎くんも
わざわざ一緒に参加してくれました。
来社早々、熱い議論になりました。
Iさんは「チーム・リーダーのファシリテーション能力がチームの
有効性に大きな影響がある」という仮説を持って、来社しました。
これに対して私は、
・チームの有効性って何?
・ファシリテーションはあくまでスキルであって、最も大切な
ものは『想い』だと思う
・そもそもチームって何?
会社全体がチームでなければ、本当にダイナミックな
有効性とはなりえない
簡単に合意点が見出せるとは思えないので、まずはISOWAを体感
してもらおうとディスカバーISOWAツアーに出発しました。
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入社2年目の組立のSくん
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段ロールのNくん
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技術のMくん
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管理のKくん
Iさんと岩崎くんからはとても鋭い質問が続々と出てきます。
いつもなら決して質問を遮ることなどないNくんですら、
「それではこれで最後の質問に」
と時間を気にするほどでした。
その後、今回の調査対象チームのKくん、MくんとIさん、岩崎くんの
4人で2時間くらい話し合っていました。
帰る時にもう一度挨拶したら、Iさんの表情が明らかに来た時とは違って
いました。いろんな意味で 笑
それもそのはず、東京に戻ったIさんから、
> 磯輪日記を見て、ある程度イメージはつかんでいる
> つもりでしたが、やはり百聞は一見にしかず、でした。
>
> そして自分の研究に関しても、大きな「揺らぎ」がありました・・。
> ある意味予想通り(?)、根底から考え直さなければ
> と思っております。
>
> 磯輪社長、岩崎先生、中村さんにお話しいただいたことや、
> ツアーとインタビューで伺ったお話とじっくり向き合い、
> 新たに研究計画を考えなおしたいと思います。
というメールが届きました。
さて、岩崎くんの言う様に「ISOWAの秘密を知見化した
ものを見たいとのスケベ心」は満たされるのでしょうか? 笑
Iさん、ぜひISOWAを丸裸にして下さい。
私たちも楽しみにしています。
iさんはずいぶん揺さぶられて帰られましたが、僕はISOWAさんの進化が教員として
自身の問題として感じられる有意義な時間を過ごさせていただきました。
普通会社でのコミュニケーションは、説得を意図することも多いのですが、
今回は御社のコミュニケーションがお互いのご褒美のようにも見え
あーこういうコミュニケーションを、学生と学生同士でやれたらなあ
なんて反省してました。
意地悪な質問にも前回のISOWAツアーより皆さんの
対話力がパワーアップしていて、本当に日頃考えられていることが
ビシビシ伝わってきて、多くを気づかされました。ありがとうございました。
また観測に伺いますがよろしくお願いします。
ツアー中には、カメラが向けられていることに全く気付かないほど「語り」に夢中になり、さらに質問をし始めたら止まらなくなり、Nさんを困らせてしまって恐縮です。
私は自分の仮説を決して簡単に立てたわけではなく、時間をかけ、自分なりの勉強を重ねてたどり着いたものでした。
でも今のままでは、目の前にあるISOWAという組織を分析することは出来ない、と4時間の滞在で実感しました。それが帰宅前の表情に出ていたんですね。(笑)
Nさんの言葉をお借りし、変えてはならないもの、変えなければならないものをしっかりと見極め、研究を進めてみたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
「ご褒美としてのコミュニケーション」って
いいね。
現実にはまだまだ説得のコミュニケーションが多い
けど、少しずつ『昇華』アウフヘーベンの
コミュニケーションが登場しているような
気もします。
次回の定点観測にはまた少し変化した姿を
見せられるといいな。
また来て下さい。ありがとう。
育児と研究の合間をぬってわざわざ東京から
来てもらった価値はありましたか?
誰の物まねでもない世の中にひとつしかない
会社を目指したい。
そういうISOWAにとって、Iさんの、
「今のままでは、目の前にあるISOWAと
いう組織を分析することは出来な
い、
と4時間の滞在で実感しました」
という言葉は最高の賛辞です。
ありがとうございます。
ぜひISOWAとISOWAビトをとことん
分析して、その結果を聞かせて下さい。
そのための協力は惜しみません。
楽しみにしています。
往復6時間ちょっとかけて(笑)伺った甲斐は
十分にありました。
ご期待とご協力に応えられるように、
そして、5か月の息子の成長に負けないように、
精一杯頑張ります!!
それは良かったです。
我々も、Iさんの息子に負けないように前を目指します。
Iさんが新しい仮説を考えている間に、また変わっているかも 笑