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車で出掛けようとしたツノ坊が、血相変えて戻って来て、
「車のエンジンが掛からない!」
様子を見ると、イグニッションを回しても、ウンともスンとも言いません。
リモコンキーの電池切れかと思ったけど、ボタンを押すと、小さい赤のLEDが点くし、
エンジンどころかインパネ内のメーター類も真っ暗なまま。
「これ、バッテリーが完全にあがっちゃってるよ」
「そう言えば、昨日の夜、室内灯を消し忘れたかも
しれない」
「それ怪しいね」
私のロードスターとジャンプケーブルで繋いで、エンジンをかけてもいいけど、
バッテリーがどれくらいヘタってるか分からないので、また止まることもある。
そこで手っ取り早くJAFを呼び、バッテリーの電圧もきちんとチェックしてもらう
ことにしました。
お盆だし、この猛暑だから、救援依頼が殺到してるだろうから、JAFに連絡しても、
ずいぶん待たされるんだろうな~と思っていたら、
「すぐにロードサービスに向かわせますが、要請が
多く、申し訳ありませんが、到着までに50分くらい
掛かってしまいますが・・・」
出先でエアコンが効かない車の中で待つならいざしらず、自宅で50分なら御の字
です。
で、待つこと50分。約束の時間通り、サービスカーが到着しました。
名古屋西基地の水谷さんというとても礼儀正しく、感じのいいサービスマンです。
事情を説明すると、バッテリーの年式を確認してから、
「車の任意保険はどちらに入っています?」
「損保ジャパンです」
「損保ジャパンさんなら提携サービスがあり、この場で
バッテリー交換すれば、4,000円は保険会社が負担
してくれます」
「どうせ近々交換しなきゃいけないんだから、それなら
お願いします」
「じゃあまず損保ジャパンさんのコールセンターに
電話して、
『JAFで交換してもらいます』
と伝えてください」
その通りに電話して、伝えるだけで、すべて完了。
JAFさんが新しいバッテリーに交換し、保険会社の負担分を差し引いた差額が
後日、損保ジャパンから請求されるという仕組みでした。
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作業中にサービスカーを観察させてもらいました。
必要な工具、道具、部品が整然と積み込んであり、すごく研究された格納だと
感心しました。
「もともとフリードは車のサイズの割に小さなバッテリー
しか積んでいないんです。ディーラーで交換するより、
1サイズ大きなバッテリーですから、お得ですよ」
後からネットで検索したんですが、アマゾンなどの価格を見ても、交換作業費、
そして改めてディーラーなり、カーショップに出掛ける手間賃、時間を加味すると
やっぱりお得でした。
作業が終わってから、データの入力などをしている時も、ヘルメットを被った
ままだったので、
「もう作業は終わったから、安全ですから、どうぞ
ヘルメット脱いでください」
と伝えても、
「あ、ありがとうございます。
でもこれにすっかり慣れちゃってるんです」
となかなか脱いでくれませんでした。
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冷たいお茶だけじゃなく、最後に、ツノ坊がお礼にと、栄養ドリンク、ジュース、
お菓子などをお土産に用意して、持ち帰ってもらいました。
水谷さん、暑い中、テキパキと作業してくれて、ありがとうございました。
とても助かりました。
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