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何人もの人からこの本を薦められていました。でも、
「確かに最新のIT情報は大事だけど、私はITの専門家
じゃないので、そこまで勉強しなくても・・・」
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と思い、なかなか読む気になれませんでした。
それが6月22日のダンレボミーティング時に、サンロフトの
松田社長が来社して、
「もう読んだかもしれませんが、よければどうぞ」
とプレゼントしてくれました。
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こうなると読まざるをえない。パラパラとでも読もうと思い、
読み始めたら、これが結構おもしろいんです。
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本の中で紹介されている将棋の羽生善治さんが、本の帯に書いた
コメントもなかなかです。
いろいろためになったことはあったんですが、一番ハッとした
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点を紹介します。
それは「グーグルの組織マネージメント」について書かれた部分
です。ここに日頃から私が考えていたことが書かれていました。
電子メールというのは同報システムもあり、大勢の人に一度に
情報発信できるからとても便利になりました。もし同じことを
電話で大勢の人に伝えようとすれば、伝言形式で正しく言いたい
ことが伝わらなかったり、一人ひとりに同じ事を何度も言わ
なきゃならないから、大変な労力となるし、効率が悪いでしょ。
つまりメールは情報の共有化という面で、非常に有効でした。
しかし反面、その情報を誰に伝えるべきかは、情報発信者の
感性に委ねられることになります。広い視野で物事を見ている
人はより広範囲の人に情報を送らなきゃと考えるが、人に
よってはその判断が適切にできず、本来その情報を見せたい
人に届かないことが起こるし、そもそも送り手には
「この情報は誰に価値があるか?」
ということは分かっていないことが多い。
分かっていない送り手が送り先を適切に決めるなんてことが
できるはずがない。
この矛盾を何とかしたいな~と思っていました。
だから最近は、「これは重要」と思うような議事録やメールは、
私が発信者の場合は全社員に送るし、私が受信したメールで
そういうものがあれば、全社員に転送するようにしています。
ところがグーグルの組織マネージメントはこの問題をクリアー
するものでした。
・情報の公開による共有化
・情報は受け手が選択する
・情報自身の淘汰
ナ~ルホド
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この組織マネージメントは、風土が耕された会社でなければ、
実現できない。我が社なら必ずできる。
この本読んで、久々にワクワクしちゃいました。
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さっそく行動開始です。
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>私はITの専門家じゃないので、そこまで勉強しなくても・・・
と思われていたのですね。読んでいただきありがとうございます。
でもさすがです。ご指摘いただいた点
・情報の公開による共有化
・情報は受け手が選択する
・情報自身の淘汰
電子メールよりもさらに進化した この情報共有のスタイルは、業種・業界に関わらず多くの企業で効果を発揮する とても本質的で重要な部分だと思います。
自分ももう1度「ウェブ進化論」を読み返すきっかけになりました。どうもありがとうございました。
本当にいい出会いでした。
としたかさんと出会ったことと同じくらいいい出会いでした。
再来週はサンロフトさんで勉強させて下さいね。
藤川君とは、中学、高校と同級生です。
「ウェブ進化論」は、もう頭から離れません。
音楽業界は、氷河期に入った気配がします。
恐竜が、倒れていくイメージです。
音楽作品は、ITの海に沢山漂流しています。
2.0の世界に自分を合わせようと模索してます。
はじめまして。藤川さんのお友だちとは!
恐竜と言えば、ロングテールの説明も恐竜でしたね。そうか、2.0になると恐竜は倒れるけど、その恐竜のしっぽだけは延々と生き延びるんですね。
皮肉なもんですね。
これからも『磯輪日記』応援お願いします。