ミニ・ミニ・旅行 第二弾

今、一家でお気に入りのＴＶ番組と言えば、ひとつは４月１５日
のブログで書いた『宮廷女官チャングムの誓い』です。

ブログで「誰かビデオ持っている人いたら、貸して下さい」
ってお願いしたら、翌日すぐにＵさんが、

　「奥さんが大好きだったので、私もはまってしまいました。
　　全巻録画したものがあるので、貸しましょうか？」

と涙が出るほどうれしいメールをくれました。

おかげでとても快適なチャングム生活を送っています。
Ｕさん、ありがとうございます。

もうひとつのお気に入りが、ＮＨＫ大河ドラマ『功名が辻』
なんです。

４月２１日のブログで紹介した「ダンレボ研修型プロジェ
クト」の宿泊研修を行った犬山のレイクサイド入鹿で、
「『功名が辻』ゆかりの地めぐり」という案内が目に付き
ました。

信長の部下として活躍したわけですから、言われてみれば
当たり前なんですが、名古屋の近辺にそんなゆかりの地が
あるなんて、気付いていませんでした。
だから一度そんなところを歩いてみたいな～とその時思った
のでした。

たまたま今日は、ひとみは部活、光は友だちと大須へという
ことになったし、ＧＷも後半は天気が崩れるという予報なので、
ネットで検索して、犬山観光協会のＨＰで紹介されている
「一豊ゆかりの地をめぐる　夫婦で仲良くウォーキング」と
いう全長7.5ｋｍのコースに出かけることにしました。

まず電車に乗ってコースの出発点の羽黒駅へ。驚いたのが
電車賃。一人片道８４０円もかかるんです！　ということは
二人で往復したら３３６０円！！　

目がくらむけど、気を取り直して、いざ出発。

この羽黒の地は、去年の大河ドラマ「義経」でいつも義経に
意地悪ばかりしていた、中尾彬が演じた頼朝の重臣 梶原
景時の出身地で、一豊の母はその梶原氏の出身。ということで
羽黒には一豊の母に関係するスポットがあります。

まずはじめは、母のふるさとを守るため、一豊が復興した
羽黒城の城跡。民家の軒先をかすめるように路地をさらに
奥に入ったところにありました。



何でもないような裏山ですが、こんなところにも冒頭の写真
の様な「山内一豊ゆかりの地　犬山」というのぼりが立ち、
我々以外にも立ち寄る人がいました。功名が辻フィーバーとは
とても呼べないけど、ミニ・ミニ・フィーバーくらいは感じま
した。

次に梶原景時自身が建立した興禅寺。ここがなかなか立派な
お寺でとてもいい雰囲気でした。奥に梶原景時他一族のお墓も
ありました。



お寺の人なのか、近所の人なのかわからないけど、

　「ドラマのおかげで、こんな所にも観光客が来るようになった」

とのこと。やっぱりテレビの影響はすごいですね～

その後は、五条川沿いの桜並木をとても気持ち良く歩きました。
桜の時期はきれいなんでしょうね。



しかし新郷瀬川沿いにルートを取ったあたりから、様子が怪しく
なってきました。

まず木陰がまったく無くなり、炎天下の中を歩かねば
ならなくなりました。その上車の通行量がかなり増え　、
車を気にしながらのウォーキング。すでに歩き始めて１時間以上
経過したこともあり、足がかなり重くなってきました。

自宅を出る前に、

　「お昼はおいしいお店で食べよう」

と以前ツノ坊が友だちから話を聞いていた犬山の旧中山道に
面した江戸時代の町屋「奥村邸」の中にある「なり多」という
フレンチ創作レストランを１：３０に予約してたのに、その
時間にかなり遅れそうなペースに。

だからと言ってゆっくり休憩していたら、ますます予約時間に
遅刻しちゃうから、休むに休めない。
私はまだ比較的元気だったけど、ツノ坊はかなり悲惨な状態で、
すっかり無口になってしまいました。

それでも何とかツノ坊を励まし、励まし、２時少し前に待望の
「なり多」にゴールイン。



時刻が２時というにもかかわらず、満席で待っている人がかなり
います。予約しておいて良かったな～　

こんな大忙しの状態なので、なかなかオーダーも取りに来ない
し、その後もかなり待たされました。待つのが大嫌いな私なので、
普通ならすぐ怒りだすんですが、今日ばかりは別でした。

だってクタクタにくたびれているので、食事より、とにかくゆっくり
休みたい。休憩時間と考えて、できるだけゆっくり食事したい
という思いが優先です。

確かに満席で最初はちょっとせわしないムードだったけど、
お昼が下がるに連れ、お客も減っていき、最後はとてもゆったり
とした気分になれました。　

その上食事はとてもおいしくて、ツノ坊とペチャペチャおしゃべり
しながら、ゆっくりして、疲れも取れました。

ふと時間を見ると、もう４時を過ぎている。ホントはもう少し街を
ブラブラしたかったけど、今日はこれで打ち切り。

帰りの３０分間の電車の中では、二人とも爆睡状態で
もう少しで終点の平安通を折り返すところでした。
お日様をたっぷり浴び、よ～く歩いた一日でした。