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仕事で履く靴。ちょっと痛んできていたので、昨年から気になって
いました。
で、昨夜、今日と、30年近く愛用しているロックポートの靴を
探しにお店をはしごしました。
少し前から多少は名前が売れてきたロックポート。一般的には
ウォーキング・シューズのメーカーと言われていますが、もともとは
足に優しく、歩きやすいタウン用の靴がスタートです。
そういう時期にその魅力にとり付かれた私としては、今、ウォーキング
用に比重が移ってしまった中でビジネス向けのものを探すのに四苦八苦
の状態なんです。
だから近年は、かなりカジュアルなもので、ビジネス用としてはギリギリ
セーフといったものになってしまいます。決してそういうものを好んで
買っているっていう訳じゃありませんよ。そういうものしか選択肢が
無いんです。
それでもやっぱりロックポート。この履き心地は他のどのメーカーも
及びません。少なくとも私の足にはそう感じるんです。
今回、最新のモデルも何足も試着してみました。
ところがどうも違和感があるんです。特に親指の付け根の辺りに。
聞いてみると、
「ソールがアディダス製の新しいものに変わりました」
そうか、やっぱり、私の足の裏は実に敏感なんです。
数年前に、ロックポートはアディダス・グループに入ったため、そういう
動きが出ているんですね。
ということは、いずれ純粋なロックポート技術のソールは消滅するん
だろうか・・・
で、旧モデルを試着してみると、やっぱり馴染みの『ダイナミック・
サスペンション』ソールの履き心地です。
昨夜、名古屋ドームのイオンで見た時は、
「これじゃあ、ちょっとビジネス用には使えないよな~」
と思っていたのと同じ『テンプルマン』というモデルでしたが、履いて
みると、当たり前ですが、足首に近い部分はズボンの裾に隠れるので、
つま先の部分がシンプルなので、見た目ほどカジュアルには見えません。
おまけに旧モデルのため、定価の約半額でセール中。
気に入ったモデルがなかなか見つからないし、探すのも大変なので、
これまたよくやるパターンですが、黒と茶と、同じモデルのものを
まとめて2足買いました。
2足まとめて買っても、半額だから、1足分。
これはお得でした。
この結果:
・もう15年くらい前に買って、もうなかなか見つからない
ので、極正式な時しか履かないウイング・チップ
・その後、ウイング・チップの後継にできるかもしれないと
10年近く前に買ったストレート・チップ
・今、出張時に、黒と茶を交互に履いている同じモデルの2足
・会社用の茶
・オフ用(カジュアル)の黒2足と茶(これはまったくの別モデル)
1足
・スニーカー1足
これに今回の2足が加わりました。
もちろんこれは現在持っているものだけで、30年の間に履き潰した
ものは数え切れないほどありますよ。
さすがに下駄箱に入らなくなってきたので、まれにしか履かない
フォーマル用2足は今日買ってきた靴の箱に入れ、別のクローゼットに
移動しました。
アディダスの傘下に入って、ロックポートの履き心地が他社の普通の
ウォーキング・シューズ並みのレベルに低下しないことを祈るばかりの
私です。
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