『男たちの大和』

「観に行かない」って言ってたのに、急に観に行っちゃいました。
　『男たちの大和』



それも光と二人という、珍しい組み合わせで。
というのもツノ坊のお父さんが、「これが観たい」ということで
明日一緒に観に行くことになっていて、映画の情報をネットで
調べていたら、映画を観たある人のコメントに、

　「息子と一緒に行ってよかった」

と書いてありました。で、光に、

　「お父さんと観に行く？」

て聞いたら、まんざらでもない様子だったので、急きょ二人で
出かけました。


すごい雨なのに、というかすごい雨だからどこへも遊びに行けない
からなのか、お昼ちょっと前の映画館はすごい人出でしたが、
この映画はもうかなり前に封切られていて、そろそろロードショー
が終わりに近いということで、我々の館は結構ゆったりでした。

前に観た「ホタル」の高倉健といい、今日の準主役の仲代達也と
いい、本当にいい味出してますね。さすがです。　
主役の中村獅童もよかった。でももう一人の反町隆史はいつの
ことながらちょっとカッコつけ過ぎだな。仲代達也の若かりし頃の
彼女を演じた蒼井優ちゃんは可愛いかった。

反町演じる森脇二等兵曹が、

　「たくさんの人間が死ぬけれど、生き残る奴もいなけりゃ、
　　俺たちは何のために死ぬのか分からない」

というようなことを言ってた。妙に心に沁みたな～

こうやって失われた尊い命の犠牲の上に、我々が今いることを
思い、改めて月並みだけど、

　「戦争はすべきではない」

と強く、強く思いました。

観終わった後、光に、

　「どうだった？」

と聞いたら、一言だけど、

　「よかった」

自分と同じ年齢の子どもたちが、海軍特別年少兵として死地に
赴いて行ったことに、きっと何かを感じてくれたと思う。


映画の後、

　「今日までミスタードーナツ全品一律１００円セールだから
　　ドーナツ買って来てね」

ってツノ坊に頼まれていたし、光も「食べたい！」って言うから、
ちょっと遠回りだけど、この４月に我が社に入社する内定者の
鈴木君がバイトしている城北橋のミスドに寄りました。



ほら、セールのノボリがはためいているでしょ。
セール中でとってもお店は混んでた。残念ながら鈴木君もいな
かった。でもしこたまドーナツ買い込みました。



うちに帰って、家族四人でお腹一杯食べました。
あー、おいしかった。