磯輪日記

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世界一社風のいい会社を目指しています。

『中原の虹』

2011年05月31日 20時55分31秒 | こんな本読みました

東北王として満州の人々に愛されて
いたなどなど、知らなかったことをたくさん知ることができたという
ことだけでも、読んだ価値ありました。

西太后、袁世凱、ラストエンペラー溥儀など以外にも、実在の人物で
ありながら今まで知らなかった宋教仁、王永江、趙爾巽や、張作霖の
配下の個性的な馬賊の長たち。

さらに前作の中心だった、空想の人物たちがまことに見事に彼らと
からみ、日本との関係も深くなり、もう、やめられない、とまらない
状態になっちゃいました。


4巻の最終盤で、何だか慌ただしく場面が次から次へと展開し、
張作霖の爆殺で終わると思ったのに・・・

こうなったらここで終わる訳にはいきません。

普通は、出張時に読むことを考え、小説は文庫化するまで買わない
私ですが、今回だけは例外です。

その後のシリーズ最新刊、つまり単行本しか出てない、張作霖爆殺
事件の謎に迫るという『マンチュリアン・リポート』を買って、
読み始めました。

        


それだけじゃない、さらに、

     

「『浅田次郎とめぐる中国の旅 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』
の世界」という旅行ガイドブックまで買っちゃいました。

ということは、いつかはその道筋をゆっくり旅してみたいんです。

いつのことになるのか分からないけど、あ~、楽しみだな~


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