想定外の効果

 

自社の戦略がポーター賞という形で認められたので、戦略ストーリーをさらに長く、強く、太く

するためにあれこれ考え続けています。

 

その重要なポイントのひとつが来期に向けての組織改革です。

いろんなメンバーと対話を重ねています。

 

そんな中、思わぬ形で『ポーター効果』を実感しました。

サービス部門への異動を希望するＩＳＯＷＡビトが増えている、サービス部門が人気部門に

なってきたという話をあちこちで聞くようになりました。

 

サービス部門って、受動的で、不規則な業務を強いられるということで、もともと不人気

部署でした。　私が入社した頃から長く、会社の考え方として、同僚と一緒に上手く仕事が

できない一匹狼的人材はサービス部門に放り込む　みたいなことが現実ありました。

 

しかし戦略としてサービスに力を入れてきたおかげで、

 

　「サービスに異動した方が早く成長できる」

　「サービスの〇〇さんのように自分も活躍したい」

　「自分の仕事の幅を広げたい」

 

というような理由で、異動についての自己申告でサービス部門を希望する社員が出てくるように

なりました。　さらには、毎年頭を悩ませていた、本社から東京や大阪のサービスへの異動までも、

志願する社員が登場するようになったのです。

 

サービス部門の責任者から異動を打診されたある社員など、

 

　「サービスから声を掛けてもらえるなんて、光栄です！」

 

不人気どころか、今や人気部門です。

 

サービスの責任者であるＮくんは、

 

　「これこそ最大のポーター賞効果だと思います」

 

残念ながら、今期は、３時間以上の長時間停止トラブルが、すでに現時点で昨年の実績をオーバー

してしまいました。　『段ボール工場のキカイ損失低減に貢献する』というお客様への提供価値

実現の道はまだまだ険しい。　

 

しかしオールＩＳＯＷＡビトの衆知を集めて、価値実現に向かって行こう！