今日はキレ切れ

年末年始、家政婦状態だったツノ坊　汗

プロの主婦としてこのところ悩みがありました。
それは・・・　　包丁が切れないこと・・・

　「だったら刃物の街 岐阜の関へ買いに行こうか」

というのも今使っている包丁は、関の孫六　だから。


でもネットで調べても、今ひとつパッとしたお店が見当たらないので、
『名古屋　包丁』でググってみると、大須のお店がヒットしました。
海外からも、日本の包丁を求めて訪れる人もいるとまで書いてあります。

　「それじゃあ大須観音にお参りしがてら、行ってみよう！」


ということで訪問したのが、

　　　　

名古屋大須の包丁専門店 三浦刃物店。

　　　　

包丁がずらりと展示されたショーケースがお店の四方の壁を埋めています　

一組先客がいましたが、海外からのご夫婦。二人の会話は英語です。
お店の人が英語で説明していました。
やっぱりネットで見た口コミは本当でした。


ツノ坊が欲しかったのは、万能タイプの三徳包丁。
用途や希望を伝えたところ、



こんなところを見せてくれました。

ツノ坊は、オールステンレス製は切れ味が満足できないので、芯材は鋼のものが
希望でした。

となると、左の２本と一番右のもの。
左から２本目は、形が使い慣れた普通の三徳包丁とは違います。
同じ素材の一番右のものはサイズが大きすぎる。

残るは一番左の製品。

　　　　

包丁付け根近くに、



　『酔心　青紙　鍛造』

と刻印してあります。

大阪の堺にある『酔心』というメーカーが、鳥取県の安来にある日立金属の青紙と
いうブランドの鋼を使って作った製品ということで、ツノ坊の要望なら、

　「これがピッタリ！」

というお店の推薦もあり、買い求めました。

個人的には、鳥取県の安来　ってところに結構惹かれました。
分かる人にだけ分かるこの理由　(笑)


お店の人もとてもプロフェッショナルだけど、フレンドリーで、ツノ坊への最高の
お年玉でした。


数年前に松坂屋で「一生もののペティナイフですよ」と言われ、大枚をはたいて
（というほどでもないけど、ツノ坊としては清水の舞台から飛び降りるつもりで
買ったヘンケルなのに、最初から切れ味が悪く、いつもお世話になっている包丁
砥ぎに出そうとしたら、

　「これは硬すぎて砥げません」

と言われ、ショックを受けているという話を伝えたら、

　「ものを見ないと確かなことは言えないけど、せっかくの
　　いいナイフなので、今度ぜひ持って来て、見せてください」

とてもいいお店と出会えました。

これでまたツノ坊が料理を腕を振るって、美味しいものを作ってくれるから、
楽しみだな～


あ、大須観音はもちろん参拝客が行列してたので『横詣』でした