磯輪日記

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世界一社風のいい会社を目指しています。

今年の書初めは

2015年01月05日 21時37分24秒 | オフ・ビジネス

年末年始に熊本にあるパナソニックくんのご両親の実家へ小牧空港を
利用して里帰りして来た二人が、2日の夜、わが家へも一泊していき
ました。

そいでもって、

 「知子さん(ツノ坊の本名です 笑)、書初め教えて
  欲しいのですが」

と突然言い出しました。

何でも、今年の目標にする言葉を捜していて、丁度いい言葉を見付け
たんで、それをぜひ書きたいということらしいのです。

そこで3日に、磯輪・ツノ坊・泉庭先生の書道教室が急遽開校される
ことに。

そう来るんだったら、書初めの本家本元である私が筆を執らない訳には
いかないじゃないですか。

ところが今年は書初めに書きたい言葉が見つけられなくって、パスしようと
思っていたから、さあ大変!

決して書きたい言葉が無い訳じゃありませんよ。
ただ私の書初めは2文字までと決めているので(それ以上とても書けない
ので 笑)、2文字で言いたいことが表現できなかったというのが本当の
ところなんです。

だから必死であれこれ考えて、考えて、考え抜いて、たどり着いた言葉が

      

『新価』。『真価』じゃありませんよ。

普通『新価』っていうと、火災保険などで、火事で燃えてしまった家を
今、新たに建て直す場合に掛かるコストを指しますが、私が表現した
かったことは、あくまでも『新しい価値』という意味です。

  お客様に新しい価値を提供する

これが今、私の頭の中にある最大のテーマだからです。

言ってみれば、

  『新価』が提供できるかどうか、ISOWAの真価が
  問われる


今朝の仕事始め式でも、この書初めを示して、社員に問いました。


さてこの書初め、2枚書いた2枚目です。
精力を傾けて書くので、何枚も書けないんです。

ツノ坊・泉庭先生も、

 「いいネ!」

って言ってもらえたので、2枚目にて打ち切り。


一方、言い出しっぺのパナソニックくん、

 「小学校の書初め以来、筆を握ったことがありません」

挙句には、

 「筆って、どうやって持つんですか?」

と聞き出す始末。

これを聞いたツノ坊、内心、

 「こりゃ~大変なこと引き受けちゃった!」

と思ったそうです。

ところが書き始めると、とても素直な性格で、ツノ坊に指導された
通り、筆の持ち方、構え方、運び方、どれも素直に実践して、これ
また2枚目で、

      

こんなに上手に書き上げてしまいました。


年に1回の書初めだけとはいえ、毎年筆を執っている私としては、
正直、

 「やられた」

という気分でした。

私の落款を見たパナソニックくん、すっかり気を良くしたのか、
ひとみに、

 「オレも落款作るから」

と宣言してました。


それはそれとして、

 「これってどういう意味? そもそもどう読むの?」

という私と同じ疑問を持った方に、本人から説明させます。


 「『敢為邁往(かんいまいおう)』と言って、 目的に
  向かって困難をものともせず、自ら思い切って、
  まっしぐらに進んで行く という意味です」

でも大丈夫ですよ、みなさん。
私も知らなかったし、きっと本人も、今回初めて知った言葉だと思う
から、安心しましょうね。


二人とも2枚目でこれだけ書くんだから、

  いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)

ハンディ無しで引き分けってことにしておこうね。

めでたし、めでたし 






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