磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

水耕栽培

2019年05月29日 21時10分45秒 | オフ・タイム

私が10年間通っている美容室です。
付き合いが長いので、スタイリストさんやアシスタントさんともすっかり顔なじみで、
毎回おしゃべりを楽しんでいます。


今回、アシスタントの子にシャンプーしてもらってる時、彼女が、
 
 「旦那が『ガイヤの夜明け』や『カンブリア宮殿』を見るから、
  一緒に見てたら、大好きになっちゃいました」

 「私も大好きだよ」

 「この前、農業がテーマだったんですが、水耕栽培って
  すごいですね。 土無しだけど、ものすごく効率良く
  収穫できるんですね」

 「そうだよな、土無しだよな・・・ 
  室内だから、気温、湿度も管理されてるし・・・ 

「もう土なんか要らないんですかね?」


まるで 雷に打たれたかのような衝撃を受けました。


『土』や『風』が無くても、作物は効率的に育つけど、本当にそれで美味しい作物が
採れるんだろうか?  育成の効率が良ければそれでいいのか? 本当に品質のいい
作物を作るには、手間がかかっても、『土』や『風』を大切にすることじゃない?

そう、作物、人、いずれも、やっぱり『土』や『風』、つまり『風土』は必要なんだ!



あまりに彼女のひと言がすばらしかったので、

 「いや~、実にいい話を聞かせてもらった。深いね~」

 「え、何がですか? 水耕栽培?」

 「本当にいい話だった。この話が聞けたので、まだカットは
  一切してないし、シャンプーも洗い流してないけど、
  このまま帰らせてもらってもいいくらい」

 「え、困ります。 怒って帰っちゃったと思われます」

 「大丈夫だよ。お金もきちんと払っていくし、ニコニコした
  まま、『よかったー』と言いながら帰るんだから、だれも
  怒ってるとは思わないよ」

 「そうですか、でもホント何がそんなに良かったんだですか?」

 「ひと言では説明できないくらい深い話だった。ありがとう」


もちろんその後、シャンプー流してもらい、カットもしてもらってから、帰りましたよ 笑



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