シャツ・イン・パンツ

自分では当たり前だと思っているのに、家族から

　「イソちゃんはおかしい」

とか、

　「お父さんヘン」

と言われることがたくさんあります。
今日はそのひとつを紹介します。

私は昔からよくお腹が冷えて、痛くなることがあり、
母からよーく、

　「お腹を冷やさないようにしなさい」

と言われ、例えば寝る時はお腹の上に両手を置いて、お腹を
暖めて寝るようにするなどの習慣が身に付いているんです。

もうひとつお腹を冷やさないようにと、母からの直伝の教えが
あります。　

それは必ず下着のシャツをパンツの中に入れることです。
冒頭の写真のようなことです。
シャツがまくれ上がって、お腹が丸出しにならないようにする
ためです。
必ずこうします。こうすると気持ちが落ち着くんです。
逆にこうしないと気持ち悪いんです。

これを家族が見て、いつも、「ヘンだ」と言われます。
普通は下の写真のように、
　
　「シャツをパンツに入れることはない」

と言い張るのです。



ちっともヘンじゃない！　
子供の時からいつもこうしているので、ちっとも「ヘン」とは思い
ません。逆に私が普通だと思っています。

この前、私のこの姿を見て、ツノ坊がいつものように、
「ヘンだ」と言い出し、突然、

　「『シャツ・イン・パンツ』だ」

と言うんです。

　「シャツ・イン・パンツ」

「リンス・イン・シャンプー」のような語感。何と言う美しい響き。
ツノ坊にしては、珍しく上出来だ！　気に入った！

そうか、私のファッションは「シャツ・イン・パンツ」なんだ。
もっと早くこんな素晴らしい言葉に出会えていたら・・・

となると、もう一方はさしずめ「シャツ・オーバー・パンツ」だな。

これはもう世界的なファッション論争を巻き起こすかもしれ
ない。

さあ、みなさんは、「シャツ・イン・パンツ」派、それとも
「シャツ・オーバー・パンツ」派？

今夜もお風呂から出たら、ちゃんとシャツをパンツの
中に入れて、お腹冷やさないようにして、おやすみなさ～い