フィルム一重

 

オンラインミーティングのつど、iPhone付属のイヤフォン・マイクのコードが邪魔です。

特別高性能でなくていいので、安価な無線の製品はないかと探していて、見つけたのがこれ。

 

TrueFree 2

 

評判が高く、アマゾンで3,000円ちょっとという価格でもあったので、迷わず購入しました。

 

 

配達された品を見ると、とてもスタイリッシュです。

ケースが充電機能を備えていて、ケースの中に収納すると、イヤフォンが充電されます。

 

　　　　

 

まずはケースをフル充電するようにという指示に従って、ケースとパソコンを繋いでみたら、すぐに充電中を示すインジケータが消えます。

 

　「こんなに急速に充電できるんだ！」

 

 

だったらさっそく、使ってみよう！

装着してみると、耳にぴったりフィットします。

勇んで使い始めると・・・　　　　すぐにバッテリーが切れました。

 

充電がしっかりできていなかったのかと思って、もう一度充電をしますが、また同じ

ことの繰り返しです。

 

どう考えてもおかしいので、しょぼい取説を読みますが、それらしいことはほとんど

書かれておらず、

 

　「不良品か！」

 

と思わされました。　

 

 

 

そこで、翌日、会社に持っていって、この手のオタクのMくんに、事情を話して、現物を

見てもらったら、

 

　「あ！　これじゃあ充電できませんよ！」

 

な、な、なんだ・・・　と身構えたら、

 

　「英之さん、これ・・・」

 

　「どれ・・・？」

 

　「この青いフィルム」

 

　「・・・あ、もしかして、これ剝がすの・・・」

 

　「そうです。　これじゃあいくら充電しようとしてもできません」

 

　「そうか～　これ保護用のフィルムなんだ！

　　こういうカラーリングかと思ってた！」

 

弁解のように聞こえるかもしれませんが、取説のどこにも、

 

　「保護用の青色のフィルムを剥がしてください」

 

とは書いてありません。

書いてなくても、たいていの人は分かるんでしょうか・・・？

 

薄～い、ペラペラのフイルム一枚でもつながらないこともあるんですね。

 

昨日に続き『つながり』の重要性を感じました。