
NHKの3回連続だったドラマ『下町ボブスレー』が終りました。

日本のものづくりを陰で支える町工場がチームになって、国産の
ボブスレーを作り、オリンピックを目指そうというストーリーです。
ソチ・オリンピックと時期が重なっていたこともあって、興味深く
見ていました。
ボブスレーって、ソチの期間中いつもテレビのアナウンサーが
「氷上のF1」って言ってたけど、本当にフェラーリとかマクラーレン、
BMWというF1メーカーが作ってるんですね。知りませんでした。
それを国産化して、オリンピックという場で、日本の町工場の技術力を
世界に示そうという、同じ日本のものづくりメーカーとしては、何とも
爽快なドラマでした。
まるで2年半ほど前に紹介した池井戸潤の『下町ロケット』ばりの話でしょ。
ところがこれ実際にある話でした。
東京大田区に下町ボブスレーネットワークプロジェクトというものがあり、
NHKもうまいですね、ドラマとタイミングを合わせて、実際のプロジェクト
の様子をNHK特集で取り上げました。
そのタイトルも、『走れ、世界へ 下町ボブスレー』

実際にソチ・オリンピックへの投入を目指していたのですが、改良すべき
点が多く断念しました。でも次のオリンピックを目指して活動は継続中との
ことでした。
ドラマとNHK特集、両方見てつくづく思うことは、やっぱり事実の方が
ずっとドラマだってこと。
町工場の経営者、職人さんたち、とっても熱かった。
夢が叶い、そしてその結果、世界中から日本の町工場に仕事が舞い込むことを
祈ってます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます